今回の現場調査はこちらのお宅になります。ガレージの鉄骨柱の腐食が気になられるとのことで調査のご依頼を頂きました。
柱を補強しているモルタルがクラックで欠損してしまっています。モルタルの隙間から雨水がつたい、土間に落ちた水の跳ね返りなどで鉄骨が腐食して穴が開いたと思われます。
こちらの写真の赤いラインくらいにクラックがあるので、この赤いラインで一度モルタルを切り落として鉄骨を剥きだしにして補強していきます。
今回はガレージシャッターの兼ね合いがありますので、鉄骨はそのままに穴はパテなので補修していきます。補修後に鉄骨は錆止め塗布、その後モルタルを補強しなおしてモルタル柱の塗装仕上げでお見積りさせていただきました。
シャッターの材質によって寿命は変わってきます。スチール、アルミニウム、ステンレス鋼などが一般的です。ステンレス鋼は耐久性が高く錆びにくいため長寿命です。あとは設置場所にも関係します。雨風や日光に晒される場合、腐食や劣化が早まる可能性があります。定期的なメンテナンスで寿命を延ばすことができます。錆びた個所の修理や塗装、部品の交換など定期的に行うことです。一般的には適切な材質で設置され定期的なメンテナンスも行われている場合は、１０年以上の寿命を持つことができます。
この横にある雨樋も補修工事の際は邪魔になってしまうので、施工の際には一旦撤去し、施工完了後に復旧させていただきます。
記事内に記載されている金額は2024年06月05日時点での費用となります。
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