シーリングの打ち替え
劣化した目地のシーリング材を取り除いて、新しいシーリング(コーキング)材を入れる作業をシーリングの打ち替え作業と呼んでいます。
劣化したシーリング
サイディングボードの目地には、ボードを繋ぎ合わせるためにシーリング材が埋め込んであります。
シーリング材は、通常数年すると劣化し始めてしまいます。
外壁に使われているサンディングボードの塗装時期は、約10年過ぎてからですので、目地の方が先に劣化してしまいます。
こちらのお宅の目地も下記の写真通り劣化がかなり進んでいました。



この目地の劣化を放置していると、その部分から、当然雨水、ホコリが入ってきます。
住宅の躯体にも防水を施してないわけではありませんが、雨漏りの原因、躯体の劣化も起こします。
劣化したシーリング材の取り除き
◎古くなった既存のシーリング材の撤去は、
まず、目地のふちに沿ってカッターで、両側に亀裂を入れはがしていきます。



シーリングが取り除かれた目地



目地から取り除かれたシーリング材です。
◎目地のシーリングを取り除いたら両端に、マスキングテープを貼って養生します。
目地のシーリング材 オートンイクシード
オート化学工業株式会社の「オートンイクシード」です。
この「オートンイクシード」は、通常の目地シーリング材と比べて、非常に長い耐久性を持っています。
外壁塗装に使われている塗料の中で高耐久性を持つ種類の寿命と同等と言われています。
今回こちらでこの「オートンイクシード」を使用しますので、外壁の再塗装時期より、目地シーリングが早く劣化してしまうという心配がありません。
「オートンイクシード」は、よく使われているシーリング材より価格が上がってしまいますが、一般住宅でしたら材料費として、数万円以内の増額で目地の耐久性を2、3倍アップさせることが出来ます。
結果的に外壁塗装の前に目地補修の費用が掛かりませんので、お得になります。
外壁塗装をお考えの方は、是非お勧めのシーリング材です。
高対候性の外壁塗料と組み合わせて、メンテナンスサイクルを長くしていただければ、より長期的な節約になります。

写真の上の青い缶が、シーリング材をサイディングボードに密着させるための専用プライマーです。
これを、劣化したシーリング材を取り除いた目地の中側両サイドに塗ります。
その後、赤い筒状の「オートンイクシード」をシーリングガンと呼ばれる器具に着けて、充填していきます。
シーリング充填完了


記事内に記載されている金額は2018年06月18日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。