上尾市にお住いの方からご連絡いただきました。
先日来の大雨時に雨漏りがして、1階キッチンの天井一部が、落ちてきてしまったとのことです。
雨漏りですので急遽伺い、拝見させて頂きました。
お話しを伺うと大雨の際、3階にある、バルコニーに水が10cm近く溜まっていたとの事でした。

3階のバルコニーには、木製の床材が敷き詰めてありました。

バルコニーの木製床材を取り除くと表面のコンクリート部分に亀裂が入っていました。
しかし、キッチンの床が落ちるほどの一挙の雨漏りとなると、今回は、この亀裂からの水漏れではなく、
バルコニーの排水溝のつまりにより、バルコニー内側外壁の下とバルコニー床との間(立ち上がり部分)から水が入ってきてしまったものと思われます。
最近は、異常気象が多く、強風もよく起きます。
その為、近隣からゴミや埃が舞ってきます。
こちらのお宅のような、木質床材、タイル調床材をバルコニーに敷いていると中の状態がすぐにわかりません。
表面はごみがなく綺麗な状態であっても排水溝は、意外と短期間で、詰まってしまう恐れがあります。
難しいかもしれませんが、排水溝のつまりには、十分ご注意ください!
天井が破損したキッチン

キッチンの天井が、落ち、大量の雨水が漏れてきました。
屋根の点検
お客様は、当初から、ベランダの防水、屋根塗装、外壁塗装の工事を同時にとご希望ですので、屋根の状態も、はしごを使って、点検いたしました。
こちらのお宅は、スレート瓦の屋根で出来ています。
そこに、太陽熱温水器とソーラーパネルが取り付けてあります。
塗装の際は、それらの設備を壊さぬよう十分な注意が必要となります。

屋根に取り付けてあるソーラーパネル

こちらは、太陽熱温水器です

棟板金の釘が浮いていました。

棟板金の釘は、多所で、浮きが見られ、無くなっている箇所もありました。

以前に何かを取り付けたと思われる塞がれていない穴がなぜか2箇所ありました。
ご提案
雨漏りがしたバルコニーの補修工事は、FRP防水加工を行う事をお勧めしました。
キッチンの天井は、大量の雨水に侵されたため、まずは、内装工事の前に、なるべく早く天井板をはずし、天井裏を乾燥させることをお勧めしました。
記事内に記載されている金額は2018年07月01日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。