上尾市での工事は、外壁塗装の下塗りです。
住宅の塗り替えをされるとき仕上げ塗料の種類によって、お値段も開きがありますが、耐久性が明らかに違ってきます。
しかし、キチンと下処理をして良い仕上げ塗料をしっかり2度3度塗布しても塗装の不良を起こしてしまうことがあります。
それは、適切な下塗り材を選ばなかったことが多いのです。
下塗り塗料の役目は下地と仕上げ塗料を密着させることですが、そのためには‥‥
1.既存の下地がどんな構造物か
どんなコンクリート系?どんな金属系? サイディングボードでも、窯業系、金属系などありそれぞれ適合する下塗り材が違います
2.どのような状態か(劣化状況)
今下塗り材が塗れる状況か?環境は?上塗り材が塗れる状況にするには何が必要かを考えます。
例えば、コンクリート・モルタル系等は、劣化すると塗料がいくらでも内部にしみこんでしまうため表面をシールする(膜を作る)下塗り材、金属系での錆が酷い場合・カビコケが発生しやすい場所の防止用下塗り材等
3.塗り替えの歴史
築何年で、何回目の塗装か?までは、2と過ぶるようですが、2回目以降の塗り替えの場合、前回に何の上塗り塗料を使ったかが重要です。
一般的な塗料なら問題ありませんが、上から塗装出来ないものも少なからず存在します。お客様がご承知の場合は、決して悪いことではなく 対処できます。問題は、お客様がお分かりではなく、見た目でも判断が付かない場合です。非一般的塗料を使用している懸念がある場合は、問題が発生しないよう苦慮しながら、お客様とご相談しながら下塗り材を選びます。
4.上塗り塗料は何か
お客様のお考えご予算の中で、ベストな上塗り塗料を選びますが、耐久性他が分かれるのは上塗り塗料の素材によるものです。使用する上塗り塗料の素材と密着性がある、又上塗り材の特性をより生かせる下塗り材を考えます
これら4条件を考え「下地の色と上塗り塗料の色」 も考慮したうえで下塗り材を選ばなければならないのです。
なかなか奥が深いです。
下塗り材は隠れた立役者ですし、プロデューサーである塗装業者は、とても重要です!
サイディング外壁下塗り

こちらのお宅の外壁は、窯業系サイディング。築10数年1回の塗り替え。外壁塗装の仕上に使う塗料は、アステックペイントジャパンの高耐候・遮熱塗料「超低汚染リファイン1000Si-IR」のホワイト系です。これらを考慮して下塗り材はアステックペイント「エポパワーシーラー」のホワイト色を使用しました。
これは2階ベランダの外壁です。


まだ下塗り途中段階です
外壁に取り付けてある雨どい等は、一時外して塗装をします
下塗り完了

アステックペイントの「エポパワーシーラー」のホワイトでサイディング外壁下売り完了です。
この上に、アステックペイントの「超低汚染リファイン1000Si-IR」を使って中塗り・上塗りです。
記事内に記載されている金額は2019年04月18日時点での費用となります。
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