上尾市で築20年余りのお宅でサイディング外壁から雨漏れ発生です。
お知り合いが雨漏れは応急処置したそうですが、この機に、お住い全体をチェックして 出来れば、火災保険の申請をなさりたいとご連絡がありお伺いし無料点検です。
火災保険で自然災害による屋根などの修繕工事が出来ます。多くのお客様は普段、被害の自覚はありません。しかし、約80%の住宅で災害が発見されています。このことから、全体的な不具合について確認することと同時に、自然災害との関係についても調査する必要があります。
瓦屋根の状態
屋根瓦の状態です。全体的には問題ないように見えます。
棟瓦の漆喰状況です。瓦のズレ・雨漏れを防ぐ為の漆喰が劣化しています。
棟瓦・冠瓦を止めている釘が浮いています。雨水が侵入しない様にゴムパッキンで保護しますが、この様に釘が浮いている場合が多くあります。瓦のズレや雨漏れなどの不具合が起きる前に補修することをお勧めします。地震時には瓦が剥がれ落ちることもある為注意が必要です。
雨樋の状態
軒樋に汚れが詰まってます。
軒樋に不具合があり、ホコリが詰まってます。
軒樋の繋ぎ目の劣化・積雪による歪みなどで雨漏れすることがあります。黒ずんでいる雨樋の継ぎ目は水漏れしていると思われます。
軒樋の流れを良くする為、勾配をとります。止め金具の不具合で歪みが生じると大雨時に不具合が起きます。
外壁ひび割れ
サッシ周り等開口部にこの様なひび割れが多く見られます。
サイディングの目地で角の部分にヒビが起きることがあります。家は常に動いてます。地震・家の前を通る車の振動(特に大型車)・台風等でひびの入ることが多くあります。
外壁目地の傷み
サイディング等に使われるコーキング材は、10年程度で劣化します。特に太陽光、次に家の揺れなどで隙間がでたりひび割れたりします。
数多くの場所でサイディングの繋ぎ目の不具合・隙間の発生し、この写真のサイディングボードは反り返っています。
こちらのお宅では、外壁から雨漏れも起きていました。サイディングの裏側に雨水が入りサイディング自身に反りが発生したものと思われます。
外壁のコーキング材が劣化して、雨漏れなどの不具合が発生した場合は早急に補修が必要です。その際注意してほしい事は、補修に使用するシーリング材を高耐候性の材料を使う事と、コーキングの打ち替え・増し打ちなどを基本通り丁寧に行うことです。
下記ページもご参考に ↓
外壁補修 窯業系サイディングに必須のシーリング(コーキング)補修工事
高耐久性シーリング材 オートンイクシード|20年長持ちする長寿命シーリング材
胴差帯の症状
一階と二階の間に帯状の飾りが取り付けてる事があります。胴差の部分に使われることが多いですが、この様な隙間やひび割れなどで雨漏れに繋がることもある為注意が必要です。見栄えも悪いですし、早めの補修をお勧めします。
バルコニー床
バルコニーの床です。主にFRPの床防水が多く使われてます。工期が早い上、仕上がりも良く長持ちします。但し、トップコートの塗り替えは5年ごとに行うようにしてください。(他の主なバルコニー防水のシート防水やウレタン防水でも約5年毎にトップコートの塗替えが必要です)床の下が部屋の場合、屋根と同じですから注意が必要です。
下記ページもご参考に ↓
こちらのお宅は火災保険の申請を行われるとの事ですが、
街の外壁塗装やさん さいたま伊奈店では、いつでも丁寧なお家全体(外廻り、屋内)の無料点検を行っています。お気軽にご連絡ください!!
記事内に記載されている金額は2020年01月21日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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