住まいにブロック塀や擁壁がある場合、外壁塗装などと併せて塀や擁壁、門扉といった部分も併せて塗装するのがオススメです!一番最初に住まいに訪れた人の目に入るのが門や塀ですから、いくら外壁がピカピカに塗装されていても、門や塀が苔やカビだらけではどうしても手入れが行き届いていないイメージを持たれてしまうでしょう。
こちらのページでは、住まいの外観を大きく左右する塀や擁壁の塗装のポイントや施工事例を紹介します(^_^)/
塀を塗装する際のポイント
透湿性の高い塗料を選ぶ
多く用いられるブロック塀やコンクリート塀の材料であるコンクリートは水を吸い込みやすい素材です。塀の表面を塗装で保護してあっても、地面から水を吸い上げてしまいます。
吸い上げられた水分はやがて蒸発してコンクリートの外へ出ようとしますが、その際、水分を逃がせる透湿性の高い水性塗料が使用されていないと塗膜がふくらんだり破れたりするので注意が必要です。
塀や擁壁の塗装には、必ず透湿性の高い塗料を使用しましょう。
素材に適した塗料を選ぶ
ブロックやコンクリート、モルタルなど、塀の素材に適した塗料を選択することも重要です。さらに、塀の下部はコンクリート、上部は金属の柵といったように複数の素材で塀が作られている場合には部分ごとに塗料を塗り分ける必要があります。
手間や材料費を惜しんで、素材が何であれ同じ塗料を塗ってしまうような業者もいるので、注意しましょう。
DIYと業者依頼の選択
ブロック塀などの塗装は、屋根や外壁などと違い地上で作業できるためDIYで行うことも可能ですが、専門知識や技術が必要な場合もあります。塗料や塗装方法への知見がない場合や大規模な補修が必要な場合、より高品質な仕上がりを求める場合は、プロの業者に依頼することをおすすめします。
塗装の手順
大体の手順は、屋根や外壁と同じく以下の通りです。①高圧洗浄、ケレン
まずは高圧洗浄で塀の表面についた汚れやカビ、コケを綺麗に落とします。
素材が金属の場合には、錆などを落とすためのケレン作業も忘れずに行います。
②補修
塀にひび割れや凹凸がある場合は、補修材(コーキング、パテ、モルタルなど)を使用して下地を補修します。
③下塗り
下塗り専用塗料(シーラー)を塗布して下地と仕上げ塗料の密着性を高めます。
素材に適したシーラーを使用しないとせっかく塗装してもすぐに剥がれたり汚れたりするので注意が必要です。
④中塗り・上塗り
最後に仕上げ塗料による中塗り・上塗りを行えば塗装完了です(*^^)v
ローラーや刷毛を使用して、塗りムラや塗り漏れがないように丁寧に作業します。
街の外壁塗装やさんでは、塗装後に複数のスタッフにて塗りムラや塗り漏れの確認を行った上でお客様自身にも問題ないことをご確認いただいています。
コンクリート塀の塗装事例を紹介!
杉並区阿佐谷北で外壁塗装工事をおこなっています。
今回の塗装工事では外壁と一緒に塀の塗装も行うことになりました。結構汚れが付着している状態ですので、折角建物が綺麗になるのであれば、塀も塗装工事で綺麗にしましょう!という事で塀の塗装工事の様子をお伝えしていきます。
塀の状態を確認していきます
両隣との境に塀が立っています。以前に塗装工事を行った跡がありますが、膨れていたり剥がれている状態になっていました。カビも生えていて黒ずんでいる部分もありましたので、まずは綺麗にしていきます。
高圧洗浄で汚れを落とします
塗装工事をおこないますので、まずは一番最初の工程の高圧洗浄を実施します。
塗装工事における高圧洗浄は非常に重要な工程です。この工程は、塗装する面の表面に付着した汚れや古い塗料を効果的に除去するために行われます。高圧洗浄によって表面をきれいにすることで、塗料がしっかりと密着し、長期間美しい仕上がりを保つことができます。さらに、高圧洗浄によって表面の凹凸や隅々まで汚れを落とすことができるため、塗装の仕上がりも均一で美しいものになります。
高圧洗浄を怠ると、汚れや古い塗料が残ったまま塗装を行うことになり、その結果塗料がうまく密着せず、早期に剥がれたり劣化したりする可能性が高くなります。また、表面の汚れが残っていると、塗料の耐久性が低下し、外観の劣化を早める原因となります。そのため、高圧洗浄は塗装工事において必須の工程と言えます。
ただし、高圧洗浄は力加減や角度などに注意が必要です。過度な圧力や不適切な角度での高圧洗浄は、下地を傷つける恐れがあります。そのため、専門業者に依頼する事をお勧めします。
擁壁専用のヨウヘキコートで塗装します!
塀の塗装の時に重要なのが湿気を逃がす性能を持っているかどうかです。
外壁などと違い、塀は裏側や地面からの湿気の影響を受けやすい為、外壁と同じ塗料で塗装してしまうとフクレなどの原因になってしまいます。そのため今回使用するのは塀や擁壁の塗装用として販売されているヨウヘキコートです。
透湿性が非常に高い水性の塗料で、湿気の影響を受けることなく塗装仕上げをおこなう事が出来る塗料です。
浸透性のシーラーを塗布したあと、ヨウヘキコートを2回塗布して仕上げていきます。1回でも色を付ける事は出来ますが、塗料の持つ耐久性を確保するためには塗料の仕様通りに塗装することが必要です。
擁壁の塗装工事が完成しました!
今回は外壁塗装工事と同時に行いましたので格安価格で実施しております!塀だけの塗装の場合は工事費用が変わりますので、まずは街の外壁塗装やさんへお気軽にご相談ください(*^^*)
記事内に記載されている金額は2024年08月19日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。