外壁塗装やリフォームを考える際、窯業系サイディングは多くの住宅で採用されている外壁材の一つです。しかし、この窯業系サイディングにも、経年劣化によるひび割れ(クラック)や雨水の侵入が原因で、住宅の内部に雨漏りが発生することがあります。
今回は、窯業系サイディングのひび割れとその対策、特に外壁塗装を中心とした補修やそのほかの補修補法についても詳しく解説していきます(^^)/
今回は、窯業系サイディングのひび割れとその対策、特に外壁塗装を中心とした補修やそのほかの補修補法についても詳しく解説していきます(^^)/
窯業系サイディングの特徴
窯業系サイディングとは、セメントや繊維を主成分とした材料を高温で圧縮成型し、板状にした外壁材のことです。日本では広く普及しており、耐火性や断熱性に優れ、デザインやカラーの種類も豊富で、リフォームや新築住宅に幅広く利用されています。
しかし、窯業系サイディングは外壁材としての性能が優れている一方、ひび割れ(クラック)などの劣化が起こりやすく、そのためのメンテナンスが大切です。
窯業系サイディングに起こりやすいひび割れの原因
収縮と膨張
窯業系サイディングは、温度や湿度の変化に伴い、収縮と膨張を繰り返します。この動きが長期間続くと、外壁材にひび割れが発生する可能性があります。
特に日本のように四季があり、気温差が大きい地域ではこの問題が顕著です(T_T)
特に日本のように四季があり、気温差が大きい地域ではこの問題が顕著です(T_T)
シーリングの劣化
窯業系サイディング同士の接合部や、窓周りの隙間に使用されるシーリング(コーキング)材が劣化すると、雨水の侵入を許し、外壁材内部に水が溜まることがあります。これが原因で外壁材がひび割れを起こすことがあります。
地震や強風
地震や強風などの自然災害も、外壁に大きなダメージを与える可能性があります。
特に地震による揺れや建物の動きによって、外壁材が割れたり、クラックが発生したりすることがあります。
特に地震による揺れや建物の動きによって、外壁材が割れたり、クラックが発生したりすることがあります。
施工不良
外壁材の施工時に適切な方法で取り付けが行われていない場合、後にひび割れが発生することがあります。例えば、外壁材が密接に固定されていない場合、動きが生じやすくなり、クラックが起こりやすくなります。
ひび割れの放置によるリスク
ひび割れを放置すると、外壁の防水機能が低下し、雨水が外壁材の内部や建物自体に侵入してしまう可能性があります。これにより、雨漏りが発生し、建物の内部にまで水が浸透すると、木材などの構造部分が腐食することも考えられます(>_<)
このような事態になると、外壁塗装だけでなく、内部の構造材の修理や交換が必要になることもあり、リフォーム費用が高額になるリスクがあります。
ひび割れの補修方法
窯業系サイディングのひび割れに対する補修方法はいくつかありますが、症状の進行度に応じた適切な対応が必要です!(^^)/
コーキングによる補修
軽度のひび割れの場合は、シーリングを使って打ち直すことが可能です。劣化したシーリング材を除去し、新しいシーリング材を塗布することで、ひび割れ箇所からの雨水の侵入を防ぎます。
コーキング材には耐久性があり、外壁に適した種類のものを使用することがおすすめです(^^)/
コーキング材には耐久性があり、外壁に適した種類のものを使用することがおすすめです(^^)/
外壁塗装
外壁塗装は、外壁全体の防水機能を回復させるための方法です。
ひび割れがある箇所に専用の補修材を使用した後、塗料を全体に塗布します。特に防水性の高い塗料を使用することで、外壁の耐久性が向上し、雨水の侵入を防ぐ効果があります!
ひび割れがある箇所に専用の補修材を使用した後、塗料を全体に塗布します。特に防水性の高い塗料を使用することで、外壁の耐久性が向上し、雨水の侵入を防ぐ効果があります!
張り替え
深刻なひび割れや、割れが進行している場合は、サイディングを張り替える必要が出てきます。DIYでの修理は難しい場合が多いため、業者に依頼して、専門的な技術で補修を行うことがおすすめです。
費用の目安は、約180万円~となります。
費用の目安は、約180万円~となります。
外壁カバー工法
一部のサイディングの劣化が進行している場合は、外壁カバー工法による新しい外壁材の施工も検討されます。この工法は、既存の外壁材を剥がさずに上から新しい外壁材を被せる方法で、建物の防水性と耐久性を向上させる手法です。
費用の目安は、約150万円~となります。
費用の目安は、約150万円~となります。
定期的なメンテナンスの重要性
窯業系サイディングは、定期的なメンテナンスが重要です。雨水や気温の変化によって劣化が進行しやすいため、ひび割れが発生した際には早めの対策が必要です。特に、外壁のチェックを定期的に行い、早期に異常を発見することが大切です。
現地調査の様子をご紹介!
サイディング外壁のメンテナンスのご相談をいただきました
葛飾区水元にお住まいのお客様より「外壁の塗装が劣化しており、ひび割れも発生しているのでメンテナンスを検討している」と、お問い合わせをいただき現地調査にお伺い致しました。
外壁材はサイディングです。サイディングは、外壁材として使用される建材の一種です。通常、長方形の形状をしており、縦張りや横張りの方法で壁に取り付けられます。
サイディングの場合、縦横どちらか一方におよそ3mごとの目地が設けられることがあります。これは、サイディングが縦張りか横張りかによって異なります。サイディングは外壁の装飾や保護のために使用され、耐久性や防水性が重要な役割を果たします。
細いひび割れが発生していました
サイディングの耐久性を維持するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
サイディングは外壁材として使用されることが多く、表面を塗膜で保護することにより防水性や耐候性を高めています。
そのため、塗膜の劣化が進む前に外壁塗装工事を行うことで、サイディングの耐久性を維持することができます。
幕板もひび割れていました
幕板にもひび割れが発生しているのを発見しました。幕板とは、主に建物の1階と2階部分の境目の外壁に存在している板のことです。
天井などの隙間を埋めたり家具に使用される幕板もありますが、外壁の幕板は、外壁の美観やデザイン的な役割を担っており、ツートンカラーの住宅にお住まいの方は幕板があることも多いです。
境界を作ることでよりオシャレな印象を与える役割も持っています。
こちらもサイディングと同様に塗膜の劣化が進む前に塗装工事を行うことで、耐久性を維持することができます。
外壁塗装工事をご提案!
調査完了後、お客様に調査の内容をご説明し、外壁塗装工事のご提案をさせていただきました。私達街の外壁塗装やさんは点検~お見積り作成まで無料で実施させていただきます!
外壁塗装工事の参考価格・費用の目安として、総二階・25坪までですと税込657,800円~承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2024年09月12日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。