サイディング外壁は、近年の住宅で広く使用されている外装材ですが、定期的なメンテナンスを怠ると雨漏りや建物の寿命短縮を招く可能性があります。
今回は、江戸川区篠崎町で実施した現地調査の様子をもとに、特に重要な「シーリングの劣化」に焦点をあててご紹介します。
サイディング外壁の現地調査風景。外壁目地や設備まわりの状態を確認中。
サイディング外壁は、セメントや金属、木質系などの素材を用いてパネル化された外壁材です。
主に以下のようなメリットがあります。
・比較的軽量で耐震性が高い
・デザイン性が豊富
・工場生産により品質が安定している
・施工がスピーディー
しかし、サイディングはパネル同士の継ぎ目にシーリング材（コーキング）を使用しており、この部分の劣化が非常に重要なメンテナンスポイントとなります。
シーリングは、紫外線や雨風により年数が経つと徐々に硬化・収縮し、ひび割れや剥離が起こります。
これを放置すると、以下のようなリスクが発生します。
・雨水が壁内に浸入し、内部の腐食や雨漏りにつながる
・サイディングが反って隙間ができる
・カビや結露、室内環境の悪化
赤い矢印の部分が、ひび割れによるシーリングの劣化箇所。外壁目地の隙間が目視で確認できる。
コーナー部のシーリングが痩せて破断している。雨水が浸入しやすい要注意ポイント。
江戸川区篠崎町にて実施した調査では、複数箇所でシーリングの断裂・剥離が確認されました。
シーリング材が完全に切れている様子。内部が露出しており、即時の補修が必要。
シーリングの浮き・剥離が進行している状況。施工不良や経年劣化によるもので、打ち替えが必要。
このような状態になる前に、
10年前後を目安にした点検・打ち替えを行うことが推奨されます。
【費用相場（目安）】
・シーリング打ち替え：900～1,200円/m
・シーリング増し打ち：600～900円/m
施工の際には以下を確認しましょう。
・使用するシーリング材の種類
・下地処理（プライマー塗布）の有無
・シーリングの厚みや幅
安さだけで業者を選ぶと、再劣化が早まる可能性があるため、外壁専門の業者に依頼することが重要です。
江戸川区篠崎町でのサイディング外壁メンテナンスならお任せください！
今回ご紹介したように、サイディング外壁のシーリング劣化は建物全体の寿命にも関わる重要な問題です。
早期に状態を把握し、適切なメンテナンスを行うことで、雨漏りや大規模修繕のリスクを大幅に減らすことができます。
江戸川区篠崎町でお住まいの方は、無料点検・お見積りをぜひご活用ください。
街の外壁塗装やさんが、豊富な知識と確かな技術でサポートいたします。
記事内に記載されている金額は2025年07月13日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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