窓からの雨漏りは、放置すると建物内部の腐食やカビの原因となり、健康被害や資産価値の低下を招きます。
今回は、実際に調布市小島町で行った現地調査と施工提案をもとに、窓からの雨漏りを防ぐ方法について解説いたします。
調布市で同様のお悩みをお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。
雨漏りの主な原因:排気管による窓の開閉不能

今回ご相談いただいた建物では、湯沸かし器の排気管が窓の開閉を妨げているため、完全に閉まらない状態でした。
このように窓の一部が常に開いた状態になっていると、台風や横殴りの雨の際に室内へ吹き込むリスクが非常に高まります。
しかも、今回のように設備配管が原因であっても、建物の経年劣化による隙間は見逃せません。
雨水の侵入口と確認された箇所

実際の調査で明らかになったのは、窓枠の下端から雨が浸入しているということでした。
サッシ枠の隙間、排気管周囲、木部の劣化など、複数の要因が重なって雨水の侵入経路を作り出していました。
このような状態では、窓からの雨漏りが継続的に発生するだけでなく、構造材の腐食も進行する可能性があります。
雨水はどこへ流れているのか?


調査では、窓から吹き込んだ雨水が窓枠下から階下に漏水していることも判明しました。
特に注意したいのは、見えない範囲の木材や断熱材が湿気で腐る可能性があるという点です。
湿気を含んだ建材はカビの発生源となり、建物内部に悪影響を及ぼすため、早急な処置が必要です。
街の外壁塗装やさんが提案した対策:パネルで囲う工事

上の画像のように、排気管の周囲から窓周りまでしっかりとパネルで囲い、防水処理を施すことで、風雨の侵入を確実に防げます。
また、排気管との干渉で開閉できなかった窓の代わりに、開閉しないパネル化(塞ぎ工事)とし、安全性と気密性を確保するご提案をいたしました。
雨漏り対策の具体的な施工内容
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排気管周囲の気密処理(防水コーキング・金属フラッシング補強)
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木部の腐食部の交換および補強
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窓枠とパネル間のシーリング処理
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アルミ複合板などによる塞ぎ工事
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内側からの防水テープ・モール仕上げ
こうした多重の防水処理を施すことで、再発のリスクを大幅に低減することが可能です。
窓からの雨漏りを放置するリスクとは?
窓からの雨漏りを放置すると、次のような深刻な被害を引き起こします。
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・室内の内装材の腐食や剥がれ
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・壁内の断熱材の劣化
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・カビやダニの発生
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・構造材の腐朽による建物強度の低下
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・電気設備や家電への被害
雨水は1滴ずつでも確実に家を蝕んでいきます。
特に調布市のように風雨が強く吹き込む地域では、早期の防水処置が不可欠です。
街の外壁塗装やさんにお任せください!
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記事内に記載されている金額は2025年08月02日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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