江東区のお客様より、最近訪問業者から外壁のメンテナンスを勧められて気になったので、一度点検をお願いしたいとのご相談がありました。
このように、訪問業者からの指摘でお住まいの外壁や屋根の劣化具合が不安になったっという場合は、専門業者に点検やお見積りをお願いすることが大切です。
中には、無理に工事の契約をとろうとする悪徳業者も存在しますので気をつけましょう。
早速、ご相談を下さったお客様のお住まいを点検してまいりました。

サイディングのメンテナンス
お住まいの外壁を確認しますと、使用されている外壁材は、窯業系サイディングでした。
窯業系サイディングは、外壁材の中でも人気な外壁材の1つです。
窯業系サイディングの他にも、金属系サイディングや木質系サイディング、樹脂系サイディングなどがあります。
また、サイディングの種類別に、特徴やメンテナンスの周期は変わってきます。
ちなみに、窯業系サイディングの場合、寿命は約30~40年ほどと言われています。中にはメンテナンスフリーだと思われている方もいるかと思いますが、定期的なサイディングの塗装やシーリングの補修工事は必要になります。ですので、約10年毎にメンテナンスを行う事がお勧めです。


各メンテナンスと劣化症状
メンテナンスの方法には、シーリングの工事、外壁の塗装、外壁の貼り替え、外壁のカバー工事がありますが、これらは劣化症状の度合いによって行う工事が変わってきます。
・シーリング工事
シーリングとはサイディングボードとボードの間を埋めている白いゴム状の物で、伸縮性があります。
このシーリングに細かいヒビや、肉痩せ、破断を起しているとシーリング工事が必要になってきます。
・塗装工事
外壁に色褪せやチョーキング(白亜化)、塗膜の剥がれ、カビ、コケが発生していると外壁塗装のサインになります。また、サイディング外壁で模様を塗装で消したくないという方には、クリア塗装というのもあります。
・外壁の貼り替え・カバー工法
外壁の貼り替え・カバー工法は塗装では保護しきれない場合に行います。
サイディングの反り、欠け、ボード自体に傷みが出ている場合は、外壁の貼り替えを検討しましょう。
今回、点検したお客様の外壁にサイディングの欠けや反り、塗膜の剥がれなどは確認されませんでしたが、シーリング箇所が一部劣化していたため、シーリングの補修工事をお勧めいたしました。
記事内に記載されている金額は2018年07月12日時点での費用となります。
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