既存の防水は塩ビシート防水になっておりまして立ち上がりの一部が浮いてしまっておりました。シート防水は密着工法と絶縁工法の2種類がございます。密着工法は下地に対して接着させて仕上げる工法です。経年によって接着が甘くなり浮きが生じてきます。もう一方の絶縁工法は通気緩衝シートをディスクで固定しその上からシートを重ねてディスクに対してシートを熱固定する工法です。既存の下地、防水の状態に問題が無ければ密着工法でも良いのですが、下地が浮いていたり雨漏りが生じている場合は密着工法より絶縁工法の方がオススメです。
幸いにも室内側には雨漏りが生じていないとのことでしたがそのままの状態にしておくのは危険です。防水の改修工事を行い雨漏りのリスクを減らすようにいたしましょう。
また、工事を行うにあたって非常に重要な部分ですが、足場の架設の有無はやはり重要なポイントになります。足場を組むか組まないかは工事日程にも関わりますし、少なからず金額も変わってきます。全面で足場を組むとなると約20万円がそこだけでかかってきますので大きな違いになります。屋上の歩行部は立ち上がりが高めについておりましたが、非歩行部は立ち上がりがほとんどない状況でした。そのため非歩行部まで施工しようとなると足場の架設が必要になります。建物の立地条件によっても足場の組み方も変わってきますので現地調査時にしっかり確認が必要になります。
今回はおおもとは屋上防水工事ですが、いくつかパターンを分けてのお見積り作成をさせていただくことにいたしました。シート防水工事は税込3,850～8,250円/㎡で承っております。使用する材料や工法等によって価格は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2023年08月26日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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