
朝一番に、今回の13号の台風の影響が建物や近所の方になかったか等の確認作業をしました。
その後に外壁の塗装作業に進む前に、外壁のサイディングに小さな穴が開いていたので、穴を塞ぐ補修をしました。
穴が開いている状態で外壁を仕上げてしまうと仕上がった後に黒く見えて目立ってしまいますし、その穴から雨水が中に入ってしまい下地そのものを駄目にしてしまう可能性もありますので、しっかりと補修していかなければなりません。

この写真は、外壁の穴を塞ぐ補修に使用した物になります。
関西ペイントのアレス スーパーホルダーGのチュ―ブタイプの物を使って穴を塞いでいきました。チューブの中身は、水性微弾性塗料が入っていて主に外壁等のヘアークラック等の補修材(下地調整剤)として使われている物になります。
弊社では、サイディングの上下の繋ぎ目の隙間もこちらを使用して隙間を塞いでから仕上げるようにしております。

建物全体の小さな穴や隙間の補修が終わってからは、外壁の仕上げ塗りの工程に進むために量りと使用塗料を用意していきます。
今回使用している塗料は、関西ペイントの弱溶剤2液型シリコンと量のコスモマイルドシリコン2を使用しています。
2液型ですので主剤と硬化剤を混ぜ合わせて使用するものになります。コスモマイルドシリコン2は、主剤が6に対して硬化剤が1を混ぜ合わせてから使用していきます。その為、写真のように量りが必要になります。

主剤と硬化剤の分量を間違えたり量りを使用せず塗料を使用してしまうと、密着性も落ちますし塗料の性能を最大限に発揮できなくなってしまい塗膜の膨れや剥れなどの原因に繋がってしまいます。
量りを使って塗料をよく混ぜ合わせてから外壁に塗っていきました。
弊社では必ず一人一台量りを持って必ず使用しています。

外壁の仕上げ塗りが完了した後は、ビニール養生を剥がして、霧除けの屋根や窓周りの木部の塗装に進みました。
外壁との取り合い部分は、刷毛を使って真っ直ぐなラインを作るようにしながら塗ります。

刷毛で壁際を塗ってからローラーで塗料の飛散に充分気をつけながら塗り広げていきます。
塗り残しはもちろん塗り繋ぎやカスレなどなないよう慌てることなく塗りました。

木部の方も狭い所は刷毛を使い分けしながら塗っていきます。
足元や外壁に塗料を垂らさないようにしながら塗っていきます。

できるだけ塗膜の厚みが付くようにタップリと塗っていきました。その時も塗料が後から垂れてこない程度に塗っていくのもプロの仕事になると思います。

2回目3回目も基本的には同じ塗り方で仕上げていきますが、壁際も1回塗ってあるからいいか、でわなくしっかりと刷毛で塗ります。ローラーを使って際まで寄せて塗ることもできますが、それでは手抜きになってしまうのです。

1回目の時より塗料をタップリと塗るイメージで塗っていきます。

濡れ縁のケレン作業中踏み板が外れていることが解りましたので、
ビス止めをしていきました。私たち塗装職人でもできることは何でもさせていただく気持ちを大切に持って作業するのが大事なことだと思います。

旧塗膜の剥れやガサガサしている部分を、サンドペーパーを使ってツルツルにしてから着色をしました。
こちらも使用した塗料は、コスモマイルドシリコン2を使って木部を全部仕上げてきました。

踏み板の隙間部分もしっかりと塗り残しがないように塗ってから上場をローラーで塗っていきます。
記事内に記載されている金額は2018年08月10日時点での費用となります。
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