
軒天を外壁材で汚してしまわないように養生していきました。
布テープを直接貼って養生すると軒天の塗膜がは剥れたりしますので、マスキングテープ(紙)で綺麗なラインが出せるように出来るだけ真っ直ぐにテープを貼らなければなりません。このラインが曲がってしまうと地上から観たときに綺麗に観えなくなってしまいます。

横貼りサイディング材のジョイント部分の隙間は殆ど開いていませんでしたが、何ヶ所か隙間が大きいところには関西ペイントのアレスホルダーGのチューブタイプの物を使って隙間を塞いでいきました。
ホルダーGは、水性微弾性塗料が入っている物になり主に外壁等のヘアークラック処理に使用しています。

昨日と同じエスケー化研の弱溶剤2液型シリコン塗料のクリーンマイルドシリコン塗料を使って2回目の仕上げ塗り作業を進めていきます。
2液型塗料になりますので、量りを必ず使用して主剤と硬化剤を混合して規定量の希釈をして塗装していきます。
量りを使用せずに塗装してしまうと塗膜の剥れやベタツキの原因に繋がってしまいます。

クリーンマイルドシリコン塗料は、主剤が9に対して硬化剤が1の割合で混合して使用しなければなりません。
軒天に外壁材が付かないように刷毛を使って塗りこみをします。

仕上げ塗りも基本的には塗り方は同じですが、まずは塗料を付けたローラーを縦に転がして塗料を配っていきます。

ローラーを縦に転がしただけでは塗料のダマリや垂れなどの原因になりますので、最後にはローラーを横に塗って仕上げていきました。
基本的な塗り方は変わりませんが、下地によって仕上げ方を考えながらの作業になります。

エアコンのスリムダクトのほうも2回目の着色をして仕上げ塗りをしていきました。

サドル部分は、錆の進行が進んでいる状態でしたので、錆止め塗料も塗ってありますが、上塗り塗料もできるだけタップリ塗り込んで少しでも錆の進行を遅らせられるようにしていきます。

こちらのオート化学のオートンノンブリードQィックシーラント(速乾)を使って破風板のジョイントのシーリングに増し打ち作業をしていきます。
ノンブリードとは、塗膜を汚染する原因となる可塑剤が入っていない物になります。なので塗装後の塗膜汚染を抑えてくれます

シーリングの密着性を高める為に、こちらの高性能ウレタンプライマーを塗布していきます。
塗布後10分~15分位乾燥させたあとにシーリング材を充填していきます。

ウレタンプライマーを塗布中の写真です。

シーリング材を隙間無く出来るだけ厚みが付くように充填していきます。

充填後にはシーリング専用のヘラを使って平らにならしていきます。
マスキングテープからはみださないよう気をつけながら押えていきました。

こちらが完了写真になります。
記事内に記載されている金額は2018年12月07日時点での費用となります。
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