
この部分はもともと塩化ビニ-ルで被服していた部分です。長期にわたりメンテナンスを行わなかった為、油分がなくなってしまい伸縮時に亀裂して剥れてしまいました。今回施工するにあたり、現状密着していない塩化ビニ-ルは皮スキを用いて剥してからの塗装になります。

塩化ビニ-ルが剥れ鉄部が露出してしまった部分が錆びてしまいました。その錆びた部分はそのまま塗料を塗るのではなくまずは錆を落とします。この作業を業界用語でケレン作業と言います。普通はサンドペ-パ-などで落とすのですが、今回は錆た状態がちょっとひどかったのでマジックロン(錆等を擦って落とす専用具)で落としました。

一連のケレン作業に伴い、軒樋の内側に剥れ落ちた塩化ビニ-ルや錆た鉄粉が入ってしまったので、ラスタ-(お掃除用具)でお掃除をしました。普段見える部分ではなくお掃除もできる部分ではないので特に念入りにお掃除しました。

いよいよ錆止め塗料2液のエポキシ塗料(ニッペのハイポンデグロ)の塗布作業です。鉄部への塗装なので油性を使用しました。上塗りをいくらいい材料を使ってもこの錆止め作業をしっかり行わないとまた下地からすぐに錆が発生してしまい長持ちしません。
記事内に記載されている金額は2017年12月10日時点での費用となります。
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