

ここ20年くらいの間に3件ほどありました。
その事例と実際の屋根塗装後の不具合やトラブルのことを書いてみます。
事例①
セキスイの かわらU
最近は見なくなりましたが2年くらい前は結構使われていました。
今インターネットで見ると塗装できないという情報もありますが
私が失敗したころはこのかわらUにどうやって塗料を密着させるかと試行錯誤している頃でした。
当時訪販会社の下請けをしていて かわらU の塗装をしました。
下塗り材は支給 上塗り材は指定された塗料店で購入するという感じでした。
屋根の下塗りは 強溶剤の2液のエポキシ
どう見ても下地は水性塗料で塗装してあるので強溶剤のエポキシは使えないと言って
それで契約しているから会社の指示に従えとのことで
どうなっても責任持ちませんよと支給された塗料を使ったら塗装が終わってしばらくしたら屋根が イボガエル のようだと大クレームになりました。
これは現状の下地・下地に使われている塗料との相性等を考えらずに
訪問販売会社の営業の言葉がすべて正しい。と考える訪販のせいで起こったクレームです。


工務店さんのご依頼で瓦棒屋根の塗装をした時のクレーム?
塗装をした次の春に雨で桜の花びらが張り付いて剥がれないというクレームでしたが
元々塗装前の屋根は艶消し状態で表面カサカサ?というかサラサラというか
それまでは雨が降って桜の花びらが落ちても自然に飛んで行ってしまったのでしょうが
塗装したことによって表面はツルツルピカピカ
雨に濡れた花びらがぴったり張り付いてしまいすぐには剥がれない。
というクレームでこれは何度説明しても分っていただけずに最後はお客様がもういいです。
樋ことで御名無しが終わりました。
事例③
これは瓦棒屋根の塗り替えで下地の塗膜が密着不良で剝れていて
かなり力を入れて旧塗膜を剝して塗装しました。
もしかしたら塗装したことによって今まで浮いていない部分が剥がれるかもしれない。
剥がれたら直しに来るので呼んでくださいと言っていて
1年くらいから旧塗膜からの剥がれが発生して半年近く様子を見てもらい
浮いている部分を剝して全面塗装し直しました。
これは最初にお話ししていて剥がれたらそこだけ直しますと言っていましたが
全面塗装したのでお客様も大満足で下。
クレームではなく不具合という認識の話です。
記事内に記載されている金額は2025年06月03日時点での費用となります。
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