

現調から発注決定まで
今年5月前半、取手市内の3階建てRCアパートで現地調査を行いました。築年数が経過した外壁には色あせや小さなひび割れが見られ、オーナー様も早めの修繕を検討されていました。調査後に提出したお見積りをご確認いただき、6月には「ぜひお願いしたい」と発注のご意志をいただきました。工事内容や工程にご納得いただけたことで、準備は順調に進み始めました。
8月の正式契約と着工準備
ただし、オーナー様が多忙でご不在が続き、契約書を交わすのは8月に入ってからとなりました。契約成立前はから着工へ向けて本格的に動き出し、道路占有許可・使用許可の取得、近隣駐車場の確保などを迅速に実施。工事車両や資材の搬入がスムーズに行えるよう配慮し、近隣住民の方々にも丁寧にご説明しました。こうした準備段階の対応が、工事全体の安心感につながります。


足場工事初日の現場
足場工事には5人の職人が入り、私は交通誘導を担当しながら現場に常駐しました。居住者様や通行人が安心して出入りできるよう、車両や歩行者の動線に細心の注意を払いながら作業を進行。初日の目標は建物全体の約2/3を組み上げることでした。鉄パイプの組み上げ音が響く中、職人たちは息の合った連携で次々と足場を組み上げ、現場には緊張感と活気が広がっていました。


職人の集中力と仕事ぶり
職人たちは午前10時、正午、午後3時の休憩以外は手を止めずに作業を続けました。短い休憩時間には笑顔が見られましたが、すぐに現場へ戻る姿はプロフェッショナルそのもの。効率的で安全な作業を徹底し、予定通りの進行を守る姿勢は、見ているこちらにも安心感を与えました。


真夏の熱中症対策
8月の強い日差しは現場にとって大きなリスクです。私は休憩時にスポーツドリンクを差し入れ、こまめな水分補給を促しました。また、ほとんどの職人が長袖タイプの空調服を着用。身体に風を送り汗を蒸発させる仕組みは、熱中症予防に非常に有効です。私自身も新たに長袖の空調服を調達し、当社の職人にも支給しました。真夏の現場を安全に乗り切るためには、こうした備えが欠かせません。


足場初日のまとめ
初日の作業は大きなトラブルもなく、予定通り建物の約2/3の足場を組み上げることができました。道路占有許可や近隣対応といった事前準備が功を奏し、居住者様や近隣からの苦情もゼロ。オーナー様にとっても安心して工事を任せられるスタートとなったはずです。次回は足場工事2日目、残りの足場とメッシュシート設置について詳しくお伝えします。


記事内に記載されている金額は2025年08月26日時点での費用となります。
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