
既存のシーリングを撤去した後、マスキングテープを貼ってから、専用のプライマーを塗布していきますが、目地底には塗らないようにして両サイドの2面だけに塗布していきます。プライマーをしっかりと塗っておかないとシーリングの密着不足で剥れの原因になりかねませんので塗り残しがないように塗っていきます。

外壁材の色に近いシーリング材を使用してシーリングを打っていきます。
目地底に見える赤いところがボンドブレーカー(バックアップ材)があることで目地底にシーリングが密着しないようになっています。なぜかと言いますと、サイディングの動きに対して柔軟なシーリングを打ってあったとしても3面接着になってしまうとサイディングの動きについていけなくなり剥れなどの原因になるからです。ですので2面接着になるのが理想です。

シーリングを打つ時にも気をつけなければならないことがあります。空気が中に入らないように打つ時もそうですが、ヘラで平らに押さえる時にも十分気をつけなければなりません。

テープからはみ出さないようにしっかりとヘラで押さえいき外壁を汚さないようにしながらテープを剥がしていきます。
ヘラ押さえが終わればテープを剥がして完了になります。

こちらの写真はテープを剥がした後の写真になります。

今回使った材料は、シャープ化学さんのノンブリードタイプ 変性シリコンのSHARPIEを使い打ち替えをしてきました。
ノンブリードとは、シーリング材の中に可塑剤がなく黒ずみや変色を抑えてくれる為です。防カビ材も入っていますので長期に渡って美観の維持に繋がると思います。
記事内に記載されている金額は2018年02月02日時点での費用となります。
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