超高意匠の外壁サイディングのお家の建物診断とお見積り

なるべく細かく正確に診断します。



屋根の下の20~25センチくらいの屋根に垂直に付いているいつぁの部分を破風 鼻隠しと言います。
雨樋の付いている部分が鼻隠し、雨樋のついていない部分が破風です。
鼻隠しは雨樋の影になるのであまり劣化がしませんが破風は直種日光 雨 風をもろに受けているので鼻隠しと比べると劣化が激しいのが一般的です
こちらのお宅も例外ではなく破風の塗装の劣化が確認出来ました。
うちの場合新築時からそうですが鼻隠しが2回塗なら破風は4回塗ります。
それでも破風は劣化してしまいます。
軒天に関しては特に問題ありませんでした。
雨樋は退色して黒がグレーになってきていますが これも一般的なことに思えます。
こちらのU様のお宅は全体が石調の柄物サイディングでバルコニーの袖壁の部分だけが
白っぽい無地なのですがちょっとゴツゴツした良い感じのサイディングが貼ってあります。
シーリングはサイディングの建物で一番大切と考えています。

こうなってしまっては無条件で撤去打ち直しです。
一般的にシーリングの片方が切れるのは施工ミス
中心が切れるのが劣化という見方をします。
でも今回のはサイディングが詰まったようにも見えます。

チョーキングの発生は無いようです。
サイディングの状態は良いです。

サッシ周りのこの切れ方はやっぱり施工ミスでしょうか?
切れている部分に関しては撤去打ち替えが必要になってきます。
シーリングの増し打ちはNGです。
これを提案する業者は注意が必要です。

お客様が気にしていたサイディングの劣化はありません。
ご安心ください。

北面 西面には一部 青苔が発生しています。
これは高圧洗浄で取れてしまうので問題ないと思いますが
状況によっては専用の洗剤を使って根こそぎ分解させることもあります。
状況によっては専用の洗剤を使って苔や藻

右半分がクリヤーで仕上げた場合のイメージです。
よく見ると色も濃く発色しているのが分かると思います。
話し変わりますがバルコニーの防水面のコーナーの部分にシリコンシーリングが打設してありました。
これを完全に取って塗装すると言った業者が居た様ですが不可能です。
仮に90%のシリコンシーリングを撤去出来たとしても10%残ってしまえば意味がありません。
無理に削って下地の防水を傷つけてしまうなら今のシリコンをそのまま残して
塗装を密着させる方法を考えた方が良いのではないでしょうか?
気になる外壁サイディングと水切りの隙間


気になった外壁と水切りの隙間ですが通常は10㎜ 1センチと言われています。
この間隔が狭いと外壁材の木口から水を吸い上げてしまいます。
サーモカメラで見てみると 若干水を吸ってるのが確認出来ました。
ここの処理についてはメーカーさんに確認して進めていこうと考えています。
最近は外壁の塗装よりシーリングが駄目になったと言って塗り替えを考えるお客様が多いように思えます。
当社もシーリングは30年耐久と言われるオート化学のイクシード+15も標準としたいのですが色々な問題があってなかなか実現できません。
H様 本日はお見積りのご依頼ありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2018年03月27日時点での費用となります。
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