築10年越えの鉾田市のM様のお宅の現調に行ってきました。現調とは現場調査の事でお見積りには重要で必要な事です。建物の現状を把握してその建物に合ったメンテナンスのプランを御提案する為には絶対に必要になってきます。本日伺ったお宅は瓦屋根で外壁がサイディングの建物です。破風の部分は板金巻で軒天はケイカル板(確か正式名称はケイ酸カルシウム板?)です。軒天の釘が錆びて赤くなっているのが気になりました。破風 雨樋は特に問題なく一般的に言う経年劣化という状態です。シーリングの部分も経年劣化?は当然ですがどちらかと言うと消費期限が切れてる感じでした。外壁サイディングはチョーキング(外壁を手で触ると手に白っぽい粉の様なものが付いてくる事で白亜化とも言います。)の発生や割れ、表面の破損個所が確認出来ました。ちょっとびっくりしたのが新築当時のシーリング打設した時のマスキングテープが2ヶ所そのままで残っていました。家を建てた工務店さん ちょっと管理が悪い様な気がしました。全体的には築年数なりにと言う感じでした。今回は瓦以外の塗り替えの為の現調なので大屋根の上には上がりませんでしたが帰り際にお客様に挨拶して何気なく屋根を見たらどうも棟(瓦のジョイント?の丸くて細いところ)が歪んでいるように見えたのでお客様にお話しして大屋根の点検をしました。台風等の影響でしょうか?棟漆喰が崩れてしまっていて瓦そのものが下がってしまっている部分が何個所かありました。現状雨漏りは無いようですがこのままには出来ないという事で屋根修理のお話も頂いてきました。屋根は塗らないから見ないという考えは良くないと痛感しました。これからは塗らない屋根も点検するようにします。

この丸い部分が棟(瓦)です。漆喰が崩れて下がってしまっています。
記事内に記載されている金額は2017年12月20日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。