日立市中成沢の建物診断とお見積り


現調記録
外壁を触ると手に白い粉が付くが木の部分だけ見積もりしてほしいとのご依頼で日立市中成沢町に行ってきました。実はこちらに伺うのは2度目で前回はお約束の日が雨でこれではきちんとした診断が出来ないという事で天気の回復を待って本日2度目の訪問となりました。S様ご夫婦はとても仲の良さそうなほのぼのとしたご夫婦でした。初回伺ったときは場所は分かってもどこから入って良いか分からずに近所をグルグル回ってしまいました。


前回伺ったときにご主人様は外壁は前回塗ってからまだ7~8年だから塗装の必要はないと言っていました。附帯部分も面格子や窓枠だけの塗装で十分と思っていたようです。奥様はどうせやるならある程度はと思っていたようで色々と相談をしてきました。木部(面格子)の剝れが今回の塗装を考え始めた原因なのでしょうが実際にはほかの部分も傷んでいると分かっていたようでした。一番気になる面格子の剝れですがS様のお宅は面格子をはじめ沢山の木の部分があります。最近は木の枠のあるお宅も随分減ってきてハウスメーカーさんの建物は殆ど木の部分がありません。なのでこういうS様のお宅のようにたくさん木の部分がある建物は作業していては楽しい建物なのです。話がそれました。木部の劣化の原因ですが・・・おそらくです マメに塗り替えをしているお宅にありがちなのですが同じ業者に定期的に塗装を頼んでいると自然に塗り方が薄くなっていくような気がします。前回の塗装が残っているので1度塗で終わりにしてしまっているのではないでしょうか?それも最近あまり使われない昔からあるペンキで。私は20年くらい前から2液のウレタン塗料を使っています。(今はシリコンです)20年くらい前に2液のウレタンで木部を塗る業者はかなり少なかったと思いますが10年前となると話は別で業界でも半分以上の業者は2液ウレタン(弱溶剤2液ウレタン)を使っていたと思います。しかしS様のお宅を塗装した業者さんはペンキを使っていたんだと思います。それも1度塗りで・・・下地の塗装の状態が良いとその上に1度塗装しただけでもきれいに仕上がります。その時だけは。ペラペラ剥がれてきた塗膜を見ればすぐに前回の塗装の仕様が分かります。1度しか塗っていないとか極端な薄塗りをすると薄いフイルムのような塗膜が剥がれてくるのです。せめて弱溶剤の2液を使えば殆どこういう症状は出ないと思います。S様に軒天ベニヤがふやけていることを伝えました。全部ではありませが全体の半分くらいはふやけていると思います。奥様は全て貼り替えてほしいとの事でした。外壁のチョーキング(外壁表面を触るとチョークの粉を触ったように手が白くなる現象 塗装が疲れてきたサイン)は勿論 外壁の割れや膨れ 木部が早く駄目になる理由等説明させて頂きました。それから一人で2階に上がって屋根 外壁 付帯部(木部等)と状況を確認しました。震災の影響と思われるクラックもコーキングの補修のままでした。軒天の状況も1階部分と同じで貼替が必要のようでした。大屋根(2階部分の屋根)は瓦なので塗装はしませんが一応上がって確認しましたが異常ありませんでした。状況を細かく説明すると外壁と下屋の瓦棒も見積もりしてほしいという事になりました。




記事内に記載されている金額は2017年12月20日時点での費用となります。
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