外壁塗装の下地になる下塗り塗装、じゃあ中塗りは?

所沢市上安松にて現在施工中の現場で、
冬晴れが綺麗な本日は外壁の中塗り塗装と屋根の下地補修を行いました。
建物はジョリパッド仕上げの外壁で、
パターンが違う箇所で2色を使う仕上がりとなります。
まずはその様子からお届けします。
下塗り塗装の段階で上塗り塗装が決まる

まずは玄関前の下塗りの様子です。
こちらは何度も書いていますが、人様の往来がある場所ですから
仕上がりには特に気を使う場所です。
仕上がりは上塗り塗装の時じゃないかって?
それは半分正解で、半分不正解なのです。

下塗りを時間をかけて塗装するとムラが出てしまうことがあります。
例えば、足場の踏み板で下塗り塗装を上下に分けたとします。
上が先に塗られて、下に移る時に時間が空いた場合、少しの違いですが下塗りの境目が現れてしまいます。その境目は中塗り・上塗りの時でも消えません。
大事な建物が縞模様になんてことにならないよう、面ごとに仕上げていきます。

それでもどうしようもない場合が訪れたりします。
それは天候悪化による中断です。
途中まで塗って、天候が回復するまで休工事としても違いが出てきてしまうので、職人さんは天気を気にしながら面ごとに仕上げていきます。
下塗り塗装と中塗り塗装の意味

下塗り塗装は元の建物の色を白く塗りつぶしていく以外に、中塗り塗料が塗りやすいように平滑度を上げ、密着性を高める働きがあります。
また、今回使用した微弾性のアンダーフィラー弾性エクセルはパテの機能を持ち、塗りながら外壁のヘアクラックを埋めていきます。

今回の塗装は2色使いなので、
関西ペイントのKP-185と写真のKP-120という色になります。
破風、ベランダ内、玄関ポーチ、窓廻りなどがKP-120になります。
下塗り塗装が塗料の吸い込みを抑えているので、中塗り塗料がスムーズに乗り、職人さんのローラーも小気味よく動いていきます。

こちらの建物はいわゆる防火破風なのでモルタル仕上げになっています。そこもKP-120で塗っていきますが、狭い箇所が待ち構えています。
ミニローラーに持ち替えての中塗り、通常のローラーに持ち替えて中塗りが仕上がっていきます。
少しずつ建物に新しい化粧が施されていきますね。
【使用塗料】
●下塗り/日本ペイント製
アンダーフィラー弾性エクセル
●中塗り/関西ペイント製
アレスダイナミックTOP
●色:KP-120、KP-185
欠けたコロニアルの角もしっかりと作る下地補修


上の写真は屋根の下地補修の様子です。
ひび割れや、角が欠けたコロニアルを施主様は気にされていましたので、
仕上げ屋を掲げている我々としては腕の見せ所といった所です。
今回使用したのは『IPクイックガード』という製品です。
これはコーキングとは違い、速乾性をもった補修材で、
1ミリ程度のひび割れなら1度の塗りでフラットな表面を作り上げます。
欠けた角も作り上げて、ひび割れもどんどん補修していきます。
少し補修箇所が多いような気がしますが、
熱や紫外線、雨、風、揺れ(地震を含む)と反りや収縮など
様々な要素が屋根にはあるので原因を特定することは難しいことだと思います。
この補修した屋根材の上に塗装を行っていくのですから、
きちんと下地補修しましたという写真を撮っておき、後日施主様に提出します。
欠けた角をそのままにして塗り終えて、完了です!
そんなことは街の外壁塗装やさん 狭山・所沢店では致しませんので、
現地調査をさせて頂いた際に実際に屋根に上って診断をして、
写真も撮っていきます。
弊社スタッフがご説明しますので、参考にされてはいかがでしょうか。
ご拝読ありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2019年11月30日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。