狐の嫁入りとはいえ、雨は最大の敵です。
朝霞市宮戸にて外壁塗装工事を着工中の現場で、
外壁塗装の上塗りが終わり雨樋、破風板、雨戸から付帯塗装が始まりました。
建物の上階から破風板、雨樋から塗装が始まり1階に降りてきたところで、
狐の嫁入りが…若い人には解らないかも知れませんね。
要するに天気雨です。
ポツリと雨が降れば警戒するのは塗装屋の常です。
今回の雨も強くならないですぐ止み、作業が続行できることを確認して続行です。
濡れた所を塗ってしまうと、膨れ(フクレ)の原因となります。
簡単に言うと…
膨れとは水に濡れた箇所を塗装してしまい、
塗料の下に閉じ込められた水分が熱によって気化し、
出口が塗料で塞がれているので、風船状に膨れてしまうことを指します。
こういうことが後々に起こるので、雨は塗装屋にとって最大の敵なんです。
まだ塗りたてですが、綺麗に塗装していますね。
雨戸のガラリ部分も丁寧に塗り込み、色ムラの無いように塗装していきます。
こちらはベランダ廻りの雨戸です。
青空が広がって写真も綺麗に収まりました。天気が良いと気持ちが良いですね。
破風板の塗装です。薄目に1回目の塗装をしていますので、2回塗りの仕上がりになります。膜厚も付くので塗膜の耐久性も上がります。
1階廻りの雨戸です。こちらは職人が塗装したばかりの様子です。
仕上がっていく様子を次の写真でご紹介しましょう!
①模様ごとに仕上げていくので、次に仕上げる模様までローラーで塗料を配っていきます。
②溝の中に塗料を塗り込んでいきます。刷毛の動きもスピーディーに動いて塗料を塗っていきます。
③養生(マスキング)の廻りを塗り込んでいきます。何回も例えで使いますが、塗り絵もこのような手法をとりましたね。
④養生周りを塗った後に平面をローラーで仕上げていきます。薄すぎず、厚すぎず塗料を塗っていきます。
この一連の流れを職人さん達は流れるようにこなしていきます。
他のスタッフと話をしていて「簡単そうに見えるけど実際は難しいだろうなぁ」という話題に。
職人さんが一言。
「素人さんに簡単に見えるように塗る」と教えられたそうです。
私のような素人に毛の生えたような人がローラーや刷毛を使っても、
●塗料が周りに垂れる
●液垂れをおこす
●厚さを均等に塗れない
●刷毛跡が出る
●ローラーマークが出る
などなど
技術を覚えた人の素晴らしさを身をもって感じました。
短時間でどうにかなる、塗料が塗ってあればOK、
そういうことでは無いんですね。
だから職人さんが必要なんです。
大変勉強になりました。
街の外壁塗装やさん 狭山・所沢店では、
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥で解らないことは何でも聞いて、
試してみて吸収するスタッフが多数おります。
皆様のチカラになれるよう、最善を尽くしていきます!
ご拝読ありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。