過去に多く使われていた屋根材「カラーベスト」。
その中には、アスベスト(石綿)が含まれている製品もあり、屋根リフォーム時に注意が必要です。
今回は「街の外壁塗装やさん」の視点から、アスベスト入りカラーベストの見分け方や、リフォームの注意点、安全な施工方法について詳しく解説いたします(^^)/
カラーベストとは?住宅によく使われる屋根材

「カラーベスト」とは、化粧スレートとも呼ばれる屋根材で、セメントを主成分とした板状の素材です。
軽量で見た目もスッキリしているため、昭和後期から平成初期にかけて、戸建住宅で非常によく使用された人気屋根材です。
「ノンアスベスト」として現在も販売されているカラーベストもありますが、問題は古いカラーベスト。2004年以前に製造されたものにはアスベスト(石綿)が含まれている可能性が高いんです
(>_<)
アスベスト入りカラーベストの見分け方は?

残念ながら、屋根を外から見るだけではアスベストの有無を判断するのは困難です。
以下のような情報が、判断の手がかりになります。
築年数:2004年以前の建物は要注意
メーカー・製品名:当時の仕様書や図面が残っていれば確認可能
調査・検査:必要に応じて、専門機関による検体検査を行うケースもあります
街の外壁塗装やさんでは、現地調査の際にこれらの情報を丁寧に確認いたしますのでご安心ください(^^)/
アスベスト入り屋根材のリフォームには資格が必要?

はい、その通りです!
アスベストを含む屋根材を解体・撤去するには、「特別管理産業廃棄物取扱業」などの資格が必要になります。
また、施工する職人も以下のような専門的な講習・資格を修了していなければなりません。
・石綿作業主任者
・特別教育(石綿取扱い作業従事者など)
・石綿含有建材調査者
これらの資格を持つ業者でないと、法令違反になるばかりか、作業中にアスベストが飛散し健康被害を招くおそれもあります。
街の外壁塗装やさんでは、法令を遵守し、資格を持った職人が適切な手順で安全に作業を行いますので、安心してお任せいただけます(#^^#)
アスベスト入りカラーベストの処理方法は?
古い屋根材にアスベストが含まれている場合、リフォームの方法も慎重に選ぶ必要があります。
【主な対応方法】
カバー工法(重ね葺き):飛散リスクが低く、処分費用も抑えられる

屋根カバー工法とは、既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねて施工する工法です。
古い屋根を撤去せずに行えるため、廃材の処分費や工期を抑えられるのが大きなメリットです。
主にスレート屋根や金属屋根に対して行われることが多く、新しく重ねる屋根材には軽量なガルバリウム鋼板などがよく使用されます。
ただし、下地の劣化が進んでいる場合は、この工法が適さないこともあります。
葺き替えよりも費用を抑えながら見た目も性能も向上させたい方におすすめの工法です(^^)/
葺き替え工事:屋根材を撤去して新しい屋根に交換。ただしアスベスト処分の費用が必要

屋根葺き替え工事とは、既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材に交換する工事です。
屋根材だけでなく、防水紙や野地板といった下地部分までチェック・補修・交換ができるため、屋根全体の耐久性を高めることが可能です。
雨漏りや劣化が進んだ屋根、築年数が長い建物には特におすすめです。屋根カバー工法と比べると費用や工期はややかかりますが、その分、安心感や長寿命が期待できます。
屋根を根本からリフレッシュしたい方にぴったりの工事です(^^)/
アスベストの有無によって、施工の方法や費用が大きく変わるため、まずは正確な診断がとても大切です( •̀ᄇ•́)و
まとめ
カラーベスト屋根の中には、アスベストが含まれている可能性のある製品もあり、リフォームの際は十分な注意と適切な対応が必要です。
街の外壁塗装やさんでは、アスベストに関する知識と資格を持った専門スタッフが無料点検を行い、安全かつ法令に基づいた施工を行っております。メールフォームでは24時間お問い合わせ可能です。お気軽にご相談ください(^^)/
記事内に記載されている金額は2025年06月13日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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