屋根リフォームをお考えの方にぜひ知っておいていただきたいのが「野地板(のじいた)」の存在です。
普段は見えない部分ですが、実は屋根の耐久性を左右する大切な構造なんです!
今回は、屋根の下地「野地板」の役割や劣化サイン、交換のタイミングについて詳しく解説いたします。
ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)/
野地板とは?屋根を支える“縁の下の力持ち”

野地板(のじいた)は、屋根の一番下の構造である「屋根の下地材」のことを指します。
垂木(たるき)の上に貼り付けられ、その上に防水紙(ルーフィング)や屋根材(瓦・スレート・金属など)が施工されます。
普段は目に見えない部分ですが、屋根材をしっかりと支える非常に重要な存在であり、屋根全体の耐久性や安全性に大きく関わっています(>_<)

使われる材質は下記のようなものが主流です:
構造用合板(コンパネ):厚さ12mm以上で丈夫
杉板:昔ながらの木材。現在はリフォーム時の張り替えで見かけます
OSB合板:コストが安く均一な仕上がりが可能
野地板の劣化が招く屋根トラブルとは?
野地板は屋根材の下にあるため、劣化しても気づきにくいのが難点です。でも、実は以下のような症状が現れたら、野地板の劣化を疑う必要があります!
・屋根が波打って見える
・瓦やスレートの浮き・ずれ
・屋根を歩くとふわふわする感覚
・雨漏りや天井にシミがある

原因の多くは、「雨水の浸入」や「結露による腐食」。
特に築20年以上経過している屋根は、防水紙や屋根材の劣化により、野地板にも影響が及んでいる可能性が高いです。
放置しておくと、屋根全体の強度が落ちるだけでなく、屋根の葺き替えが必要になるケースも……(T_T)
野地板の補修・交換が必要なケースとは?
野地板が劣化している場合は、屋根材を剥がして補修または交換を行います。
これができるタイミングとしては、以下のようなリフォーム時が多いです。
屋根の葺き替え工事時

既存屋根材を全て撤去するので、野地板の状態を直接確認でき、交換しやすいです。
⇒ 葺き替え費用の目安:109万7,800円(税込)~
屋根カバー工法では注意!

屋根材を撤去しない分、野地板の劣化を見落としてしまうリスクがあります。
そのため、野地板が健康な状態であることがカバー工法の前提条件となります。
街の外壁塗装やさんでは、カバー工法を行う際も、事前にしっかりと屋根全体の点検を行い、構造部分の見落としがないよう配慮しています!
まとめ

野地板は屋根をしっかり支える大切な下地材です。
劣化が進むと屋根材が浮いたり、雨漏りの原因になってしまうことも…。屋根リフォームの際には、野地板の状態もしっかり点検し、必要に応じて補修や交換を行うことが長持ちのコツです。
街の外壁塗装やさんでは、専門スタッフが無料で屋根の状態を点検いたします。メールフォームでは24時間お問い合わせ可能です♪
雨漏りでお困りの方、屋根リフォームをご検討中の方は、ぜひご相談ください!
記事内に記載されている金額は2025年07月31日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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