キュービクルのメンテナンス相談について

千葉市中央区富士見にて、キュービクルのメンテナンスに関するご相談をいただきました。
キュービクルとは、高圧受電設備を安全に運用するための屋外設置型の電気設備であり、マンションや商業施設、ビルなどに欠かせないものです。
しかし、屋外に設置されているため、紫外線・雨風・排気ガスなどの影響を常に受け続けることから、塗装の劣化が避けられません。
特に外装塗膜の劣化は、見た目だけでなく内部機器の防錆性能や耐久性にも影響を与えるため、定期的な点検と塗装工事が重要です。
チョーキング現象とは?


今回の調査で特に顕著だったのがチョーキング現象です。
チョーキング現象とは、塗装表面に触れると白い粉が手につく症状で、塗膜の樹脂が紫外線により分解されて発生します。
この症状が現れると、塗膜の防水性・保護機能が低下していることを意味します。
放置すれば錆の進行や腐食の原因となるため、早期の対応が必要です。
色褪せや錆びの発生も確認

さらに、キュービクル下部の通気口周辺やボルト部分には色褪せや錆びが発生していました。
このような錆は、塗膜の劣化によって金属素地が露出することで起こります。
錆は広がる性質を持っているため、早期にケレン(錆落とし)処理を行い、防錆下塗りと上塗り塗装で保護することが不可欠です。
塗装メンテナンスのタイミング

キュービクルの塗装は、おおよそ10年を目安に再塗装が推奨されます。
ただし設置環境によって劣化スピードは変わり、沿岸部や排気ガスが多い地域では劣化が早まることもあります。
今回の千葉市中央区富士見のケースでは、チョーキング現象や錆びが確認されたため、まさに塗装メンテナンスのタイミングといえます。
ご提案する塗装工事内容
街の外壁塗装やさんでは、キュービクルの劣化状況に応じた塗装工事をご提案しています。
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高圧洗浄・ケレン作業
チョーキングや付着した汚れをしっかり除去し、錆び部分はケレン処理を行います。 -
防錆下塗り塗装
錆の進行を防ぐため、エポキシ系防錆塗料を下塗りに使用します。 -
中塗り・上塗り
耐候性の高いシリコン塗料やフッ素塗料を選定し、紫外線や雨水から長期的に設備を守ります。 -
仕上げ確認
外観の美観性を回復するとともに、機能性の維持を確認します。
これにより、電気設備を安全に長期間使用できる環境を整えることが可能となります。
まとめ
キュービクルは建物のライフラインを守る重要な設備であり、外装塗装の劣化は放置すると重大なトラブルの原因となります。
千葉市中央区富士見にて行った今回の調査でも、チョーキング現象や錆びが確認され、塗装工事の必要性が明らかになりました。
街の外壁塗装やさんでは、チョーキング現象の診断から適切な塗装工事のご提案まで一貫対応いたします。
キュービクルや外壁の劣化が気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2025年10月12日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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