外壁のタイルが剥がれたというお問い合わせ
「外壁がタイル張りなんですけど、剥がれている部分があるので、必要な補修方法を教えてほしい」とお問合せをいただき、市原市の商業施設にて調査を行いました。タイル張りの建物はマンションなどに多く見られますが、耐久性に優れており、サイディングボードなどよりもメンテナンスがしやすく、浴室などにも使用されているように防水性にも優れています。外壁に使用されるタイルは、浴室に使用されるタイルより大きい為、重量もあります。建物は鉄筋コンクリート造で、その上からモルタルを塗りタイルが貼ってあるのですが、1か所剥がれている部分を発見しました。


コンクリートは雨に当たると中性化していきます
タイルが剥がれる原因としては、経年の劣化により接着剤が剥がれてしまうか、施工した左官業者の技術不足により接着が弱くなり、短期で剥がれてしまう事などがあります。タイルが剥がれてしまった箇所は、モルタルも剥がれ下地のコンクリートが見えています。コンクリートは砂や砂利を結合して作られているので、雨水などの水分が中性化を促します。もともとコンクリートはアルカリ性で、中性化が進むと表面がボロボロと剥がれてくるので、表層が露出してしまいます。こうなってしまうと、強度が下がってきているサインですのでメンテナンスが必要になります。

シーリングの傷みから雨水が染み込むことも
タイルの剥がれ以外の傷みがないか調査した結果、シーリング材とタイルに隙間が出来ており、傷んでいるのを発見しました。お客様には「タイルが剥がれている部分も、傷んでいるシーリング材も、このままですとこの隙間から雨水が浸入し、下地のコンクリートが劣化し剥がれてしまいます。下地のコンクリートは、雨に弱く露出してしまうと耐久力が低下してしまいます。そして、ひび割れなどの不具合が発生してしまうと、雨漏りや建物の寿命が短くなる事にも繋がります」とご説明し、タイル張替え工事と、シーリング打替え工事のご提案をしました。


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記事内に記載されている金額は2017年10月26日時点での費用となります。
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