今回は茂原市高師にご在住のお客様で、屋根と外壁のメンテナンス調査を行った模様をお伝えいたします。
今年で築24年目になるお客様のお住まいは、築10年目の時に一度外壁のメンテナンスを受けたことがあるそうです。その時に塗装工事等も行い、安心されていたようですが、また最近になって劣化具合が気になるようになってきたとの事です。
前回塗装から14年経過、シーリングが劣化しひび割れが発生


それでは点検の模様をお伝えします。
外壁は窯業サイディングを採用しています。一見するとモルタル外壁のような趣のある仕上げとなっています。
築10年目の時点で一度外壁の塗装メンテナンスを行っただけあって、比較的美しい外観を保っています。カビや藻などの発生もほとんどありませんでした。
塗膜の状態を見てみます。直接外壁に触れてみますと、指先が白くなりました。これはチョーキング現象といって、塗膜が経年劣化して粉化しておこる現象です。まだベッタリと指先につく、といったレベルではありませんが、やはり前回の塗装から14年経過していますので、そろそろ塗装の時期といえます。
それ以上に気になるのは、サイディングボードのつなぎ目に施されているシーリングの状態です。硬化してひび割れが起きています。外壁との間にわずかに隙間もできており、崩れて剥離してしまうのも時間の問題です。これは打ち直しが必要です。
軒天が劣化し化粧板がボロボロに


さらに見てみますと、2か所ほど大きなクラックが発生していました。補修の跡もないので、前回メンテナンスを受けた後に発生したと思われます。比較的大きなクラックですので、きちんと補修を行ったほうがよいでしょう。
他に気になった点というと、軒天の傷みが激しいところでしょうか。表面に塗られた塗膜が完全に劣化してしまい、化粧ボードが剥がれかかってきています。こちらもなるべく早く補修しておいたほうがいいでしょう。

調査を終えて、お客様には写真を見ていただきながら現状をご報告いたしました。
今回は前回塗装メンテナンスから14年という事で、全面的なシーリング打ち替えと塗装工事と、軒天の補修工事をご提案いたしました。
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記事内に記載されている金額は2019年08月09日時点での費用となります。
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