本日は木更津市高柳にて、外壁のひび割れが気になるので直したい、というご相談をいただき、調査にお伺いました。
お客様のお住まいは今年で築22年を迎えるとの事で、屋根の補修は以前台風がきっかけで1度行ったことがあるとの事ですが、外壁はまだ行っていないとの事でした。本日はこの外壁調査の模様をお伝え致します。
築22年になるモルタル外壁には多数のクラックが発生していました


それでは外壁の様子を見てみます。
外壁はモルタル外壁ですね。70年代から90年代まで良く使われた外壁です。洋風建築にも和風建築にも合う風合いある仕上げとなっています。
モルタルは、水・セメント・砂を混ぜ合わせた外壁素材です。意匠性が高く味わい深い外観が魅力的ですが、モルタル自体は防水性能や撥水性がほとんどありませんので、塗装により補っています。ですがその塗装が劣化してしまうとひび割れが発生しやすくなってしまったり、汚れが付着しやすくカビや藻などの発生を起こしやすい、などのデメリットもございます。
北側外壁には藻が繁殖しています


お客様の外壁もやはりひび割れ、クラックが多数発生しておりました。ひび割れの幅が0.3mm以下の、所謂ヘアクラックと呼ばれる微細なクラックであれば、弾性の高い塗料などでカバーすることも可能ですが、一目でわかるほどの大きなクラックになりますとそうもいかなくなります。
外壁にクラックが発生してしまったからといってすぐに雨漏りするわけではありませんが、長期間亀裂付近に水分を含むようになるとそこから雨水が侵入してきて、下地材や構造材を傷めてしまう事になりかねません。
また塗膜の劣化により、外壁の汚れが目立つようになってきています。黒く汚れているように見えるのはほとんどがカビです。モルタルによる表面の凸凹により汚れが溜まりやすくなっているところにカビが発生してしまっています。特に北側外壁には藻が繁殖していてうっすらと緑色に繁殖していました。建物の美観としてもそうですが、その住まいで健康的で快適に暮らすためにも、そろそろきれいに塗装してあげる時期にきています。

お客様には点検写真をご覧いただきながら、現在の状況をご説明いたしました。
ご提案いたしました工事としては、外壁のクラック補修作業、そして外壁の塗装工事をご提案いたしました。クラックの補修はV字カットなどによるコーキング処理が必要な状態です。塗料に関しましては、モルタル外壁特有のクラックに最適なエラストコートをおすすめいたしました。360%の超高弾性塗料で、微細クラックに追随してカバーできる塗料です。これでしばらくは安心して暮らすことができます。
記事内に記載されている金額は2019年08月27日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。