そもそも野地板とは何か。傷むとどのような被害が発生するのかを本記事で見ていきたいと思います！
野地板とは、屋根の下地として使われる木材の一種です。野地板は屋根の構造の一部であり、屋根材の下に敷かれることで屋根全体の安定性を保ちます。
野地板は雨水を弾いて流す防水紙が葺かれる土台であったり、その上には瓦やスレートなどの屋根材が敷設される重要な構造部分となります。野地板が傷んでしまっていると屋根全体での耐久性に問題が発生する恐れがある為、屋根のメンテナンスは屋根材だけでは収まらない場合があるのです。
雨漏りが発生した時、屋根の瓦が割れていたりといった原因が思い浮かぶかもしれませんが、実は瓦やスレートが割れてしまってもすぐに雨漏りが発生するわけではありません。その下にある防水紙がきちんと雨水を屋根裏に通さないよう保護してくれているため、その間に屋根材を補修するのがベストでしょう。
ただ、防水紙に負担のかかる状態が続くと、いずれ多くの雨水が野地板へと到達し、そのまま屋根裏・そしてお部屋へと流れていきます。そのため室内の天井で雨漏りが確認できた場合は野地板や防水紙がある程度傷んでしまっていると考えられるのです。
野地板は垂木と呼ばれる部分に固定をされ、その上からも屋根を固定しているため、容易にメンテナンスができる箇所ではありません。そこでなるべく野地板が傷まないよう定期的に屋根材へ
塗装などのお手入れを施し、最終的に野地板が寿命を迎えたタイミングで葺き替え工事を行うことが理想的です。
大網白里市柳橋で葺き替え工事、野地板を新しくします！
葺き替えでは既存の屋根材と防水紙を全て取り除きます。すると現れたのが劣化していた野地板です。野地板を補強する方法としては上に新しい野地板を被せる増し張りもありますが、今回は全て一新する工事を行いました。
新しくなった野地板はとても頑丈そうに見えますね！そこへ新しい防水紙を敷設すれば、屋根材を葺く前に雨が降っても問題はありません。
野地板のメンテナンスは基本的に
屋根葺き替え工事となりますので、非常に大きな工事となります。失敗したくない！という場合には
相見積もりを取って業者の対応やお見積書を比較してみましょう。
私たち街の外壁塗装やさんでは、屋根葺き替え工事の参考価格として約150～200万（30坪ほどの戸建ての場合）となっております。まずは点検からでもお気軽にご相談ください！
記事内に記載されている金額は2023年06月06日時点での費用となります。
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