台風被害の種類
台風によって引き起こされる屋根被害はさまざまな種類があります。まず、棟板金の剥がれや落下、飛散が挙げられます。棟板金は屋根の頂点や角にある部分であり、風の影響を受けやすく傷みやすいため、強風が吹くと剥がれたり落下したりすることがあります。
また、雨樋への被害も多く報告されています。雨樋がはずれたり落下したりすることで、雨水の排水がうまく行われず、建物内部に浸水する可能性があります。
さらに、ベランダやバルコニーの屋根、カーポートのようなパネルタイプの屋根が飛ばされる・破損するという被害も多く報告されています。台風の強風によって屋根が飛ばされると、建物内部や周囲の物に損害を与えてしまうかもしれません。
同様に屋根材の耐久性にも要注意です。特に注意が必要なのは瓦屋根です。2018年の台風21号では関西地方で最も多くの被害が報告されましたが、その中でも瓦屋根の被害が特に顕著でした。瓦屋根は風の影響を受けやすく、強風が吹くと瓦が割れたり飛んだりすることがあります。瓦が割れると雨漏りの原因となりまずので、事前に防水紙などが問題ないか確かめておくと安心でしょう。
以上のように、台風によって引き起こされる屋根被害は棟板金の剥がれや落下、雨樋への被害、ベランダやバルコニーの屋根の飛散、そして特に瓦屋根の被害などがあります。これらの被害は建物に大きな損害を与えるだけでなく、雨漏りや浸水の原因となるため、台風に備えて適切な対策を行うことが重要です。
瓦屋根の場合は漆喰の傷みにも気をつけましょう。
飛散した棟板金の交換工事
こちらは以前に台風の被害で棟板金が飛んでしまった、市川市柏井町のスレート屋根になります。一部の飛散でしたが、残った棟板金が正常かというとそうではありません。今回は飛ばなかっただけで、飛散が発生した部分と同様に固定力や内側の貫板が劣化している可能性は高いです。そのためお客様と打ち合わせを重ねた結果、屋根全体での棟板金交換工事を行わせていただきました。
台風の被害が発生した際の問題点としては、業者に依頼が殺到するという点です。特に雨漏りなど緊急性が高い症状であっても、依頼件数によってはすぐに点検や対処をしてくれない場合もあります。そうならないためにも、しばらくお住いの状態を確かめていない場合には、メンテナンスを兼ねて専門業者に点検を依頼すると安心できます。私たち街の外壁塗装やさんでは、外壁塗装だけではなくお住いを全般的にメンテナンスすることができます。ベランダの防水層が劣化することによる雨漏りを防いだり、割れてしまったカーポート屋根など幅広く見させていただきます。
棟板金飛散時には、新しい貫板に樹脂製のものを使用することをお勧めいたします。棟板金交換工事の費用としましては、税込6,050円~/mとなっています。
記事内に記載されている金額は2023年08月24日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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