小美玉市で、屋根・外壁塗装工事に伴う、付帯部塗装工事を行いました。
各所、ケレン作業で汚れやサビなどをしっかり落とし、塗料の密着をよくするため細かなキズを付けていき、下処理を丁寧に行っていきます。
まずは、エアコンのカバーです。塗料は他の付帯部同様、フッ素UVコートを使用しました。耐候性、高光沢性、低汚染性、フレキシブル性などに優れており、機能性・経済性の高い塗料です。ひび割れが起きにくく、汚れが付きにくいので、美しさが長持ちしてくれます。
水切りの塗装の様子です。
水切りとは、外壁と基礎の境い目など、雨が降った時に水が入り込みやすい場所に取り付けられている部材のことを言います。
細かな部分ですので、ハケを使用して塗布していきます。塗り継ぎ目や塗りムラが無いように、気を付けて施工いたしました。
外壁のコーナーの板金の塗装です。
幕板の塗装の様子です。
幕板とは、１階と２階の境い目に使われることが多く、デザイン的な目的と、素材の違いに伴う目地隠しの役割で用いられています。構造上、外壁よりも若干外に出ていますので、上部に水が溜まり幕板裏面に雨水が侵入してしまう事もあり、劣化しやすい箇所です。防水性を失ってしまうと、腐食が進み剥がれ落ちる可能性も出てきて、塗装ではカバーできず、交換などが必要になる場合もあります。
各所、同じ塗料を使用して２回塗装していきます。塗り重ねることにより、塗膜の厚みが出て、性能を発揮できる状態になります。
付帯部塗装は、建物の保護と美観を良くする目的が大きいですが、屋根や外壁などと同レベルの塗料を使用することで、メンテナンスサイクルを同じくすることが出来、経済的にもお得になります。
記事内に記載されている金額は2020年08月07日時点での費用となります。
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