石岡市の塗装工事現場です。
今回の記事では土台水切の塗装を行い、工事完了までをご紹介します。
土台水切(どだいみずきり)は基礎土台と外壁のあいだに設置された細長い部材になります。
外壁を伝う雨水が基礎土台内部に侵入するのを防いでいます。
まず、塗装に先立ってケレンを行います。
表面を研磨用のたわしでこすることで、古い塗膜やサビをおとしていきます。
土台水切は金属製だったので下塗りにはエポキシ樹脂系のサビ止め『マルチプライマーエポ』を使用していきます。
エポキシ樹脂の膜を金属下地の上に形成し、大気中や水分に含まれる酸素と金属が結びつくのを防いでサビの発生を抑えます。
続いて、上塗りを行います。
細長い部材なので刷毛を使ってはみ出しが起きないように塗っていきます。
また、途中で塗料を継ぎ足して塗装をするときは、どこで塗り継ぎしたかわからないように気をつけます。
1回目の上塗りが完了しました。
上塗りに使用したトップ剤は紫外線に強い高耐候性のある『フッソUVコート』です。
細やかな部材をこの『フッソUVコート』で塗っていくことで家屋全体に統一感をもたせることができ、よりシャープな印象を生むことができます。
1回目の塗料が乾燥したら2回目の上塗りです。
同じ塗料を複数回塗装すると、塗料の厚みが均一になって、より塗料の性能を発揮させやすくします。
水切の塗装が完了しました。
これですべての塗装作業が完了です。
足場は専門の足場業者に頼んで解体してもらいます。
その後、最終的なチェックを行い施主さまにお引渡しします。
塗装前後の比較写真です。
鮮やかな外壁になりました。
今回の現場の工期は約3週間でした。施主さまには長らくご不便をおかけいたしましたが、無事完工まで工事を行えました。
記事内に記載されている金額は2020年08月07日時点での費用となります。
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