鹿嶋市で塗装工事のご依頼を受けました。
今回の記事では外壁塗装についてご紹介していきます。
現場の外壁は窯業系サイディングという、セメントと繊維質を混ぜて焼き上げた建築材を使用していました。
定尺のサイディングボードを外壁に貼り付けて施工するため、塗り壁よりも施工が安易で、自身にも強い素材だと30年ほど前から普及しはじめ、現在では新築住宅の7割が窯業系サイディングとも言われています。
ただ、表面の塗膜が紫外線によって傷んでしまうので、10年ごとに塗り替えなどのメンテナンスを行い、補修していく必要があると言われています。
まず、下塗りを行っていきます。
サイディングボードの傷みが激しかったので、浸透性のある『エポプレミアムシーラープライマー』を使って塗装を行います。
紫外線で傷んだ外壁内部に塗料が入り込むことによって、サイディングボードを補強していきます。しっかりと塗料を塗り込んで、塗り残しの無いようにします。
下塗りが完了しました。
続いて中塗りを行います。
下塗り剤をしっかりと乾燥させてから中塗りを行います。
中塗り、上塗りには仕上げ剤として『シリコンフレックスⅡ』というトップ剤を使用しました。
アクリルシリコン塗料という非常に紫外線に強い高耐候性を持った塗料で、外壁の劣化のスピードが抑えられます。
また、非常に高い親水性があるので、付着した汚れが雨水などできれいに落ちるセルフクリーニング機能も持ち合わせています。
中塗りが完了しました。
中塗りの塗料が乾燥したら、上塗りを行います。同じ塗料を2回塗っていくのでどこを塗ったかわからなくならないように塗装していきます。
上塗りが終了し、外壁の塗り替えが完了しました。
シリコンフレックスⅡはシンナーなどの有機溶剤を使用していないため、臭気が少なく住宅密集地でも周囲に配慮して塗装ができます。
またホルムアルデヒド放散等級がF☆☆☆☆と最も低く、環境に優しく、安全にも配慮された塗料になります。
艶のある外壁に塗り替えることができました!
記事内に記載されている金額は2020年06月01日時点での費用となります。
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