施工前の写真です。
ベランダのサッシのところです。
サッシ下をみると、塗装がきちんとされていないのがわかります。
これが、防水の立ち上げがされていない状態です。
本来であれば上部までしっかりと防水塗装がされているはずですが、図のように上部の防水がされていませんでした。
そのため雨水が入り込み、雨漏りが発生していました。
本来であれば、ベランダの防水層を全て撤去して、再度防水をおこないます。
今回は予算の関係もあり、立ち上げがされていない箇所を補修していくこととなりました。
マスキングテープを貼って養生していきます。
このとき歪んだりしないよう、真っ直ぐ貼ることで仕上がりが綺麗になります。
プライマーを塗布していきます。
シーリング自体には接着効果はないので、プライマーを塗って密着性をあげていきます。
シーリングを打ち込み、ヘラで均していきます。
このときに建材とシーリングの間に空気が入り込まないように注意します。
空気が入り込むと早期劣化の原因となり、劣化した箇所からまた雨水が入り込んでしまいます。
シーリングの成形が完了したら、硬化する前に養生したマスキングテープを撤去していきます。
この後は防水層をつくっていきます。
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