龍ケ崎市のお客様からのご相談です。
突風によって、屋根の棟板金が飛んでいってしまったようだということでした。
まず、弊社ではご相談内容にあわせて現場の様子について調査を行いました。
調査の結果をふまえ、どのような補修が必要か、工期や費用はどうなるのかということを検討し、お見積と工事計画をご提案させていただいています。
今回のお宅の屋根はコロニアル屋根と呼ばれる軽量スレート瓦でした。
従来の和瓦にかわり90年代より普及してきた建築材です。
ご相談のあった棟板金の様子です。
屋根の峰部分に設置されているはずの棟板金が見当たりません。
棟板金を支える貫板(ぬきいた)と呼ばれる板材が露出してしまっています。
ずいぶんと色が変色しているため、長年の湿気で貫板が腐食してしまっているのがわかります。
腐食で柔らかくなってしまった貫板に棟板金を釘で打ち付けても、『糠に釘』状態でしっかり固定することができなくなってしまってるのでしょう。
このまま新しい棟板金を付けても釘を固定できないので、貫板ごと新しくする必要があります。
よく見ると、棟板金の下に貼り付けられているはずの貫板も一緒に欠落している部分もあります。
棟板金が飛んで行ってない場所もありましたが、やはり貫板が腐って柔らかくなってるからでしょうか、釘で固定できず浮き上がってるところがあります。
これでは風で飛んでってしまうのも時間の問題でしょう。
すべての棟板金を撤去し、貫板ごと総交換する工事をご提案させていただきました。
今回は喫緊の課題である棟板金の補修工事のみということでしたが、今後どのような補修が必要になってくるのかも施主さまにご説明いたします。
外壁サイディングも経年劣化で傷んできており、隙間が空いているところがあるので、コーキング材の打ち替えや表面塗装を行って、雨漏り対策を行って行くのがおすすめとご提案させていただきました。
記事内に記載されている金額は2020年08月06日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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