土浦市でアパートの補修工事をおこないました。
屋根が破損し、雨漏りが起きてしまっているということで、崩れた屋根を葺直していきます。
今回の現場で使用されていたのは『モニエル瓦』という輸入コンクリート瓦です。
豊富なカラーバリエーションと和瓦にはないデザインに70〜80年代に人気を博した建材になります。
しかし、輸入代理店がなくなってしまったため、現在では日本で新規に購入することができなくなっています。
そのため、欠落したモニエル瓦を集め、再度葺直しを行い補修しました。
瓦が欠落したところの野地板が雨によって傷んでしまっています。
ここから室内に雨が染み出してしまっているようです。
ルーフィング材を野地板に貼り付けて防水対策を行います。
ゴムと変質アスファルトによってできたルーフィング材は片面に粘着層があるため、しっかり野地板に張り付きます。
タッカーで固定すれば完了です。
下地の補修ができたら屋根を葺き直していきます。
モニエル瓦はすでに新規販売が終了しているため、欠落したり破損した場合今あるものを組み直して補修するしかありません。
工務店や販売店に稀に在庫が残っていたりしますが、販売中止から10年以上経っているので中々見つけることができません。
モニエル瓦の葺き直し補修の工事が完了しました。
穴も埋まり雨漏りの心配もなくなりました。
屋根の補修が完了したら、屋根と外壁を洗浄していきます。
高圧洗浄機を使い、水圧をあげた勢いのある水で汚れをこそげ落としていきます。
高所での作業になるので、足元が滑らないよう安全にはとても気をつけていきます。
外壁の洗浄です。
傷みの状態をよく見て、水圧を調整することで外壁下地を傷つけずきれいにすることができます。
記事内に記載されている金額は2021年01月15日時点での費用となります。
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