稲敷市での塗り替え工事のようすです。
塗装工事がはじまる前に養生を行っていきます。
『養生』は塗替えをするときに、窓やサッシ周りなど塗装を行わない場所が塗料で汚れてしまわないように、専用の養生シートや養生テープで覆っていくことを指します。
これは窓の養生です。
外壁や軒天を塗り替える際に塗料が落ちて汚れてしまうのをシートで保護していきます。
養生に使うテープは一見すると薄手のガムテープのようなものですが、粘着力がとても低く、貼って剥がしても家屋を傷つけにくいという特徴を持っています。
外壁より下のコンクリート打ちの基礎部分にも養生を行っていきます。
現場を汚すことなく、美しいままで作業し、塗り替えた家を施主さまにお引き渡しをするために重要な作業です。
家屋横のカーポートの屋根も養生します。
ここを足場に作業を行うこともあるため、滑り止めのシートを貼っていきます。
家屋の養生が完了しました。
窓の養生はサッシごと養生シートで覆ってしまうため工事期間中は窓の開閉を行うことができなくなってしまいます。
施主さまにはご不便をおかけしますが、美しい仕上がりにするため、工期中は辛抱していただければと思います。
続いて勾配がきつい屋根塗り替えの様子です。
今回の現場の屋根材はアスベスト(石綿)入りのカラーベストでした。
アスベスト(石綿)といえば中皮腫の原因になると2004年から規制がかかるようになりました。
問題になっている吹き付け塗装に比べて、カラーベストは飛散の心配はなく、塗装の補修でアスベストをカバーすることができます。
まずは、下塗りを行います。
塗り残しの無いように全面をローラーで塗っていきます。
1回目の下塗りが完了しました。
下塗りの塗料は『サーモッテックシーラー』という遮熱塗料を使用しました。
近年、真夏の最高気温が35℃以上の猛暑日がつづいています。
屋根は日光が1番あたり、真夏には表面温度が70℃以上になることもあります。
屋根表面の熱が伝わって室内温度を上げてしまいます。
冷房効率をあげるためにも遮熱塗料を塗って日光を反射させて夏の暑さから家を守ります。
屋根の勾配がきついので屋根足場を組んでます。
このように勾配がきつい屋根の塗り替えの時には屋根足場が必要となります。
屋根材の保護のため2回下塗りを行います。
記事内に記載されている金額は2020年08月31日時点での費用となります。
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