稲敷市で塗装工事を行っています。
外壁、屋根などの塗り替えが終わり、今回は細かな部材を塗装していきます。
まず『化粧幕板(けしょうまくいた)』の塗装です。
ローラーを使い塗り替えていきます。
細長い部材のため、塗料を継ぎ足して塗っていくときに境目がわからないように施工します。
『化粧幕板』ってどんな部材?
家屋の外壁や内装に使われている細長い板の総称を『幕板』と呼んでいます。
今回の現場のように外壁の1階と2階をの境界に設置されたり、内装の鴨居の上に取り付けたり、家具と天井の隙間を埋めるように設置されたりもします。
名前も『帯板』『幕』とも呼ばれることもあります。
特に、外観や美観のためにのみ設置される幕板のことを『化粧幕板』と呼んでいます。
化粧幕板の塗装が完了しました。
柔らかなベージュやブラウンの外壁の中に濃いカラーリングの部材が加わったことで家屋の印象がシャープになりました。
続いてベントキャップの塗装です。
塩化ビニル樹脂でできているので、耐久性が高く塗装での補修は必要ありませんが、家屋全体を塗り替えた場合古い部材があると浮いてしまうので、美観のために塗装します。
このベントキャップは排気口のカバーになっており、傘を作ることで雨水などが室内に入り込むのを防いでくれています。
続いてコンクリートの基礎を塗装します。
外壁や玄関口のタイルを汚さないように丁寧に作業しました。
基礎の塗装が完了しました。
コンクリートも劣化するの?
コンクリートにも塗装がいるの?と思う方もいると思いますが、ヒビが入ったりボロボロのコンクリートブロックを見たことがありませんか?
コンクリートの劣化は大きく分けて『中性化』『塩害』『凍害』『アルカリシリカ反応』の4つに分類できます。
長く丈夫な家を保つために、土台となる基礎はしっかりと保護する必要があるのです。
サッシ周りのシーリングを再度仕上げとして打ち増しました。
これですべての工事が完了しました。
専門の足場職人に依頼し、設置された足場をすべて撤去したら施主さまにお引渡しいたします。
今回の工事は約1ヶ月ほどの工期でした。
記事内に記載されている金額は2020年10月01日時点での費用となります。
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