稲敷市で、塗装工事に伴う、破風板補修工事・破風板板金工事を行いました。
破風板とは、屋根と外壁の間にある部材で、切妻屋根の妻側部分に山型に取り付けられている板のことを言います。屋根は上から吹き付ける風に対しては強く出来ていますが、横や下から吹き込む風には弱いため、破風板があることで屋根内部への風や雨水の吹込みを防ぐ役割を果たします。また、火事の延焼を防いだり、屋根の構造材を隠す役割も持ちます。
破風板は、常に紫外線や風雨にさらされている為、劣化しやすい箇所です。色あせや塗膜の剥がれなどが起きやすく、劣化が進みますと、水分を含みカビやコケなどが繁殖したり破風板自体に穴が開いたり割れたりしてしまいます。そのまま放置しますと、屋根内部に雨水が侵入し雨漏りしてしまったり、落下する危険性も出てきます。
破風板の傷みが激しかったので、補修して板金で覆いました。
破風板の様子です。
傷みが激しく、隙間が出来ているのが確認できます。
釘を打っている箇所の周りが特に傷みが目立っています。
まずは、シーリング材で隙間を埋めていきます。中に空気が入らないように押し込み注入していきます。
こちらも、割れている部分にシーリング材を注入していきます。
シーリング材による修理が終了しました。養生テープでしっかりと押えて、固定します。
シーリング材が乾くまで、決められた時間をしっかりおきます。
補修箇所の上を、さらに板金で覆いました。
板金を取り付けることで、耐久性や耐火性を高めてくれる効果があります。
板金のつなぎ目部分をシーリング材で埋めていきます。
シーリング材を押し込むように、ヘラで表面を押しながら均していきます。
養生テープを丁寧に剥がして、破風板の板金シーリング工事の完了です。
記事内に記載されている金額は2020年08月31日時点での費用となります。
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