稲敷市で、屋根・外壁塗装工事に伴う、軒天塗装工事を行いました。
軒天とは、家屋の外壁から外側に伸びている屋根の裏側の天井のことを言います。軒裏、上げ裏、軒天井などとも呼ばれます。屋根の一番下の部分になりますので、雨漏りの症状が出やすい箇所でもあります。風雨にさらされやすく直射日光が当たらないので、湿気がこもりやすくカビなどが生えやすくなります。屋根の内部構造を保護したり、火事の延焼を防いだり、屋根の通気性を良くする役割も持ちます。
塗装前の軒天の状態です。
塗装しない箇所、塗料が付いてはいけない箇所には、しっかりと養生をしています。
上塗り1回目の様子です。
塗料は、マルチエースⅡを使用しました。劣化具合にもよりますが、下塗り不要で工程の少ない水性塗料です。防カビ・防藻効果を持ち、低臭・低VOCのため、人にも環境にもやさしく、軒天に適した塗料です。
上塗り1回目が完了しました。
色はトゥルーホワイトです。
上塗り2回目の様子です。
同じ塗料を使用してもう一度塗っていきます。2回塗ることにより、塗膜の厚みを出し性能を発揮できる状態にしていきます。仕上がりもかなり違ってきますので、塗りムラの無いように丁寧に施工いたしました。
軒天は、風雨などの影響で剥がれやすく、また色あせや汚れも目立ちやすい箇所です。外観が損なわれたり、塗膜劣化で素材を傷める事にもなり兼ねませんので、定期的なメンテナンスをお勧めしております。家屋を見上げると目につきやすい箇所ですので、カビや藻が生えていないか、シミなどは無いか、時々チェックして頂くと早期に対応が出来るかと思います。
記事内に記載されている金額は2020年10月01日時点での費用となります。
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