牛久市の塗装工事現場です。
今回は、屋根塗装についてご紹介していきます。
コロニアル材と呼ばれる軽量スレート瓦で葺かれた屋根だったので、まず塗装前にタスペーサーを設置していきます。
屋根材の間の隙間を確保してタスペーサーが設置できるようにします。
コロニアル屋根は約900mm×約180mmの偏平な板状の屋根材になります。
このひとつひとつにタスペーサーを設置していきます。
どうしてタスペーサーを設置するの?
なぜタスペーサーが必要なのでしょう?
コロニアル材は普通にふかれた場合、上下の屋根材の間にわずかに隙間が開くようになっています。
この隙間を通って屋根内部に浸透した雨水や湿気が外に排出されています。
しかし、塗り替えるときに塗料によってもとからあった隙間が埋まってしまう危険があるのです。
隙間が塞がり、湿気や雨水が外に排出されてこないと屋根の腐食に繋がりかねないので、しっかりタスペーサーで縁切りを行い隙間を確保するのです。
屋根全面にタスペーサーが置き終わりました。
金槌を使ってしっかり差し込みます。
しっかりタスペーサーが屋根の隙間にはまっています
タスペーサーの設置が完了しました!
続いて下塗りです。
傷みが激しかったので『UVマイルドウレタンシーラー』を2回塗ってコロニアル材を補強します。
紫外線から屋根を守りましょう!
日光に含まれる紫外線は人体への健康被害以外に、建築物の劣化も引き起こします。
特に屋根は常に日光にさらされ、紫外線の影響を非常に強く受けてしまいます。
特に塗膜の表面は10〜15年ほどで紫外線によって破壊されてしまうとも言います。
近年人気のコロニアル屋根は表面塗膜で防水を行っているため、定期的な塗り替えが必要になります。
今回使用した下塗り剤など、製品名に『UV』と入っているものは紫外線の劣化を抑える高耐候性が期待できる製品です。
塗り替えの際は是非高耐候性のある塗料を使用し長く美しい家屋を維持しましょう。
1回目の塗装が完了しました。
規定の乾燥時間をおいてから2回目の塗装に移ります。
2回目の下塗りが完了しました。
記事内に記載されている金額は2020年10月01日時点での費用となります。
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