土浦市の空き家をリフォームしていきます。
今回は外装塗装の前の下処理を行います。
写真は『破風板(はふいた)』と呼ばれる屋根周りの細長い板状の部材です。
古い塗膜が剥がれかかってボロボロになっています。
このまま塗装してしまうと、新しい塗膜もこの古い塗膜と一緒にめくれ上がってしまいます。
そうするとせっかく塗り替えたのにすぐに見栄えが悪くなってしまうので、古い塗膜を塗り替え前にきれいに均して行きます。
まず、ノミを使って剥がれそうな塗膜を削っていきます。
このとき木でできた破風板の下地は傷めずに、古い塗膜のみを剥がしていきます。
その後、サンドペーパーや研磨たわしを使って表面を目あらししていきます。
凸凹の表面を平らに均していくだけでなく、表面に見えないほど小さな傷を作り下地の表面積を増やしていきます。
表面積が増えることによってその隙間に塗料がしっかりと食い込み剥がれにくい塗膜を形成する目的があります
大きな塗膜のはがれが無いところはケレン処理だけを行います。
全体をしっかりとケレン処理することで、塗り替えの仕上がりが変わってきます。
破風板のケレン処理が完了しました。
このようにほかの場所もケレン処理を行っていきます。
軒天(のきてん)のケレン処理の様子です。
直射日光が当たりにくい軒天は下地材が湿気で腐食したりボロボロになりやすいので要注意です。
しっかりとケレンで凹凸をなくすようにケレンを行っていきます。
外壁のケレン処理の様子です。
表面の塗装が剥がれかかっています。
このとまくをこそげ落とすように研磨たわしを使って処理します。
外壁と軒天のあいだの見切材(みきりざい)の塗装を行います。
見切材とは部材と部材のあいだを仕切る細長い板のことを指しています。
細長い部材のためハケを使って塗っていきます。
はみ出しや、ハケ目が目立たないように気をつけて塗装します。
見切材の塗装が完了しました。
記事内に記載されている金額は2020年10月01日時点での費用となります。
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