鹿嶋市で、屋根塗装工事を行いました。
まずは、タスペーサーを取り付けて下塗りを行い、傷んだ箇所を補修しました。
タスペーサー取付
まずは、タスペーサーを取付けていきます。
屋根の瓦と瓦の間には元々隙間が空いています。塗装することでその隙間が埋まらないようにするために縁切りという作業が必要になります。タスペーサーが無い頃には、カッター等で切れ目を入れていましたが手間や時間がかかり屋根材が汚れる等のリスクも伴っていましたが、タスペーサーという部材によりその手間が省け、屋根を傷つけることなくスピーディーに縁切りが出来るようになりました。
タスペーサー取付が完了しました。
屋根瓦1枚に対し2枚取り付けるダブル工法を採用しました。
瓦の隙間が埋まってしまいますと、悪天候で屋根材の下に入り込んだ雨水の逃げ場が無くなり、下地が腐食してしまい雨漏りに繋がってしまいます。また、気温差による内部結露を防ぐ機能もありますので、重要な作業になります。
下塗り
屋根の下塗りの様子です。
塗料は、サーモテックシーラーを使用しました。シーラーとは、上塗り材との密着効果を高めるだけでなく、上塗り材が下地に吸い込まれるのを防ぐ塗料の事を言います。この塗料は、密着性や耐久性が高いだけでなく、塗料自体に赤外線を反射する遮熱機能が備わっていますので、遮熱効果のある上塗り材と併用することで更に効果を高めることが出来ます。
下塗りの1回目が完了しました。
塗りムラや塗り残しの無いように気を付けて施工いたしました。
下塗り2回目の様子です。
1回目で下塗り材をしっかりと吸わせて屋根材を補強し、2回目で本来の役割である上塗り材との密着性を高める効果を発揮させます。
屋根の下塗りが完了しました。
補修
瓦の割れがありましたので、補修していきます。
タスマジックで補修しました。
平板スレート屋根材専用の補修剤で、浸透型の為屋根材の裏側までしっかり浸透し、屋根材の表裏両面から強固に接着してくれます。
記事内に記載されている金額は2020年10月31日時点での費用となります。
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