牛久市の塗り替え工事現場です。
前回までに外壁の下塗りと穴の補修が完了し、充分な乾燥時間をもうけることができたので今回の記事では外壁の上塗りについてご紹介していきます。
上塗りには下塗りとは違う塗料を塗っていきます。
下塗り剤には外壁下地の劣化を補強したり、上塗り剤とのつなぎの役目の機能を持つものを使用しますが、上塗りで使用するトップ剤は仕上げの意味合いが強いため、様々なカラーリングが用意されています。
施主様の希望する色味を選び家屋の最終的な外観を決めていきます。
1回目の上塗りが完了しました。
今回は『無機UVコート水性』という塗料を使用していきました。
無機塗料ってなんだろう?
無機塗料というのは炭素の含まれない無機物でできた塗料になります。
地球上にある物質は、炭素を含む有機物と炭素を含まない無機物に分けることができます。
有機物は含有する炭素が紫外線によって変質し劣化が進んでしまいます。
しかし、ガラスなどの無機物は紫外線によっても変質することがなく、非常に高い耐候性を得ることができるようになりました。
従来のウレタン塗料やシリコン樹脂塗料が10年ほどで塗り替えが必要なところ、この無機塗料は15年以上の耐用年数があり長く美しい外観を維持することができるのです。
1回目の上塗りの塗膜が充分に乾燥したら2回目の塗装に移ります。
すぐに塗装に入ってしまいたいところですが、乾燥前の生乾きのときにつぎの塗料を重ね塗りすると、塗膜がよれてむらが生まれたり、仕上がりが雑になってしまいます。
塗料ごとに決められた乾燥時間を確保して、塗膜を乾かしてから次の作業に移っていきます。
まず、端っこの部分や角、細かい部分をハケで塗っていきます。
これは、ダメ込みというさぎょうで、塗り残しを防ぐために行っています。
ダメ込みが完了したら、ローラーを使って全面を塗っていきます。
同じ塗料を2回に渡って塗り重ねるので、塗りはじめや作業工程をしっかりと決めて塗り残しや塗り忘れのないよう作業します。
外壁塗装が完了しました。
美しい艶が生まれました!
記事内に記載されている金額は2020年10月31日時点での費用となります。
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