土浦市で空き家のリフォーム工事を行っています。
今回の記事では、外装の養生の続きと軒天の塗装についてご紹介していきます。
前回までに窓などは養生できたので、玄関と足回りの養生を行います。
屋内工事も並行して行っているため、玄関の引き戸は開閉ができるように養生していきます。
サッシやレールに引っかからないように注意して養生しました。
玄関ポーチはひとの出入りが多いので、養生シートの上から滑り止めのシートを敷いていきます。
養生シートはビニルなのでつるつる滑ってしまうので、往来が多い場所の床には向きません。
周囲の安全確保のためにも足元には滑り止めのシートを敷くのがいいでしょう!
家屋外周の基礎部分も汚れないように養生します。
こちらにはブルーシートを使用していきました。
足場の下にも敷いていくので、養生シートだと薄っぺらくて破れてしまうこともあるので、厚みがあり破れにくいブルーシートを使用しています。
続いて軒天(のきてん)の塗装です。
軒天材を打ち付けてある釘が錆びてしまっているので、サビ止めで保護します。
どうしてサビがつくんですか?
サビというのは大気中や水分に含まれる酸素が金属と結びついて酸化した状態を指します。
酸化した金属は鉄なら赤褐色(赤サビ)、アルミは白(白サビ)、銅は緑色(緑青)などに変化します。
もとは硬く非常に強い素材だった金属も酸化すると脆くなり、ボロボロになってしまいます。
サビを発生させないためには、金属と酸素が触れ合わないようにするしかありません。
塗り替えの際はサビ止め塗料を金属に塗って酸素をガードするようにします。
サビ止めが塗り上がりました。
続いて、軒天全体を防カビ塗料で塗っていきます。
軒天は外壁の外側にせり出した屋根の真下(裏側)にあるので、直射日光が当たりにくく湿気が溜まってしまいます。
そのため、カビが発生し腐食がはじまることもあるので、しっかりカビを抑えるためにも防カビ塗料を使います。
軒天の1回目の塗装が終わりました。
2回目の塗装です。
同じ塗料を重ね塗りすることで、塗料の性能を充分に発揮させます。
軒天塗装が完了しました。
空き家のリフォームでは、痛みが激しかったりすると部分的に張り替えたりします。
今回は弊社で購入した物件ですので、僕が色選びを行いました。
実は、倉庫に眠っている、余っている塗料を混ぜて、ごみの削減を行いました。
空き家リフォームが終わったら、不動産屋さんのお願いして、賃貸として貸し出します。
弊社の看板も貼りますので、空き家リフォームをお考えの方は、ご連絡いただければ、中の工事もご案内させていただきます。
記事内に記載されている金額は2020年10月31日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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