土浦市で空き家のリフォーム工事を行っています！
今回の記事では金属製の下屋根とテラス下の塗装についてご紹介します。
まず、表面を研磨用たわしで目荒ししていきます。
これはケレン処理と言って、塗装前のとても重要な下処理になります。
目荒しすることで表面に細かな凹凸ができるので、そこに塗料が密着しやすくなるという効果があるのです。
また、古い塗膜やサビが残ったまま塗装を行うと、塗り替えたあとの塗膜が剥離しやすくなってしまいます。
美しい塗膜を維持するためにもしっかりとケレン処理を行っていきます。
金属製の下屋根のため錆止めを塗っていきます。
サビというのは金属と大気や水分中の酸素が結びつき酸化することで発生します。
鉄などの部材に発生する赤サビは酸素と鉄が結びついた酸化鉄とよばれる物質です。
酸素と結びつく前の普通の鉄であれば、しなやかで強い素材ですが、酸化鉄は打って変わって非常にもろい性質を持っています。
サビによって部材が劣化するのを防ぐために、サビ止めをぬって金属下地と酸素が結びつくのを防ぐのです。
つづいては、テラス下の塗装です。
この見慣れない機械はなんでしょうか？
これは『ディスクサンダー』というケレン用の電動工具です。
回転するディスクで広範囲を一気にケレン処理することができます。
手作業よりも非常に効率よく、広い場所のケレンには非常に効果的な機械です。
しかし、電動工具ということもあり、周囲への音や粉塵の影響が大きくそこは配慮しながら作業する必要があるのです。
ケレン処理が終わったらローラーで塗装を行います。
天井なので液垂れに注意します。
1回目の塗装が終わりました。
2回目もローラーを使って均一になるように塗装します。
テラス下の塗装が終わりました。
記事内に記載されている金額は2020年10月31日時点での費用となります。
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