鹿嶋市で、屋根塗装工事に伴い、屋根の最上部にある棟板金の交換工事を行いました。
棟とは、屋根の最も高い位置にあり、覆っているのものが金属ですので棟板金と呼ばれています。棟板金は各屋根材が合わさる部分の接合部であり、地震や暴風などにより落下しないように屋根材を固定する役割を担っています。接合部はどうしても隙間が出来てしまうため、上から覆うように棟板金で固定することにより、雨漏りを防ぐ役割も果たしています。
高い場所に位置しますので、風の影響をとても受けやすく、釘が緩み浮いたり飛んで行ってしまう場合もあります。そうなる前に早めに対処しておきたい箇所です。
交換前の棟板金の様子です。
隙間が開いていたり、釘が浮いている部分もありました。
棟板金の基礎になる貫板も、新しいものに交換いたしました。
新しい板金を設置します。隙間は必ずシーリングで埋めていきますので、塗装面とシーリング材の密着性を高めるため、まずはプライマーを塗布していきます。
シーリングを注入していきます。
空洞が出来ないように、しっかりと入れていきます。
専用のヘラで空気を押し出すように押さえていきます。同時に表面を均していきます。
棟板金のシーリング工事が完了しました。
板金は金属ですので、上塗り前にサビ止めの下塗りを行っていきます。
まずは、ケレン作業からです。表面に細かなキズを付けることにより、塗料の密着性を高めていきます。この作業を怠りますと、早期の剥がれに繋がってしまいますので丁寧に施工していきます。
サビ止めの塗装の様子です。
屋根に塗料を垂らさないように、ローラーに含ませる塗料の量を調整しながら注意して塗装していきます。
棟板金の下塗りが完了しました。
塗りムラや塗り残しの無いように気を付けて施工いたしました。
記事内に記載されている金額は2020年10月31日時点での費用となります。
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