洗浄を行う前に足場を設置しました！
屋根塗装は脚立があれば塗装ができるので、足場を設置しない場合もありますが今回は別の理由で足場を設置しています。
その理由はズバリ、ご近所への配慮です！！
今回、屋根塗装を行う現場は近隣の住宅との距離が狭く洗浄の水や苔などのゴミが飛ぶ恐れがありました。
それを防ぐ為にネットを設置する必要があったため、足場を設置しました！
なので、足場と言っても1回も歩いていません(笑)
今回の足場は、単管（金属の棒）と接続金属を組み立てて設置しました！
そして、足場の一番上の部分にネットを張りました。
このネットはとても優秀で、洗浄機をどんなに至近距離で当てても水が近隣の住宅まで届くことはありません！
これで、近隣の住宅に水やゴミが飛ぶ心配もありませんね！！
ちなみに、この足場は2人で建てました。
意外とあっという間に立てることができました(笑)
今回洗浄する屋根は瓦屋根です！
苔がたくさん生えていますね…
このまま屋根塗装を行ってしまうと、塗膜がすぐに剝がれてしまいます。
瓦の屋根塗装でそれが起きる理由は主に2つあります。
1つ目は、苔などのゴミが剝がれた際に一緒に塗膜が剝がれる場合があるからです。
屋根塗装でゴミの上に塗料を塗ると、まず表面がボコボコしてしまい見栄えが悪くなります。
さらに、苔などのゴミは雨風で剝がれる場合があるのでそれと同時に塗膜も剝がれてしまいます。
2つ目は、油分が浮き出て塗膜を剥がしてしまう場合です。
洗浄は、ただゴミを取るだけではありません。
表面の薄い汚れでもしっかり洗浄しないと、後々そこから油分が浮き出てきて塗膜を剥がしてしまいます。
近くで見るとよりわかりやすいですね！
苔がたくさん生えているのがよく分かります…
この状態で塗装は出来ませんね…
これを全て洗浄機で洗い流し、屋根塗装ができるような状態にしていきます！
苔は皆様が想像している以上に強くへばりついています。
至近距離から高圧洗浄を当てないとなかなか落ちません。
なので、全て取り除くために苔などのゴミの落とし忘れが無いようしっかり見極めながら洗浄をしていきます！
洗浄を行う際はカッパを着て作業を行います。
業務用の高圧洗浄機を使うのでカッパを着ていないと跳ね返りで全身ビショビショの泥だらけになります(笑)
洗浄を行ううえで一番注意すべきことは、濡れた苔に乗らない事です。
苔は濡れるととても滑りやすくなり、非常に危険です。
特に屋根塗装をする場所の洗浄は斜面になっているので、常に細心の注意を払って作業を行います！
瓦屋根は、瓦と瓦の重なっている段差部分に苔が多く繁殖しているためそこを重点的に洗浄していきます！
やはり陰になりやすい場所は苔が繁殖しやすいんですね(; ･`д･´)
洗浄は下から上にかけて行います。
さて、それは何故でしょう？
正解は、近隣の住宅などにゴミを飛ばさないようにするためです！
上から下にかけて洗浄機を動かすと、剝がれたゴミは全て下側に飛んでいきます。
ゴミは舞ってしまうので、先ほど設置したネットでは飛び越えてしまいます。
また、大きなネットを設置している場合でも万が一の場合があるため下から上にかけます！
下から上にかけることでゴミが上に飛び、近隣に迷惑をかけないようにしながら作業ができます！
上の写真は洗浄を行った場所とまだ行っていない場所の境目の様子です。
もともと暗い色だと思っていても、実はすべて汚れだったんですねΣ(ﾟДﾟ)
高圧洗浄恐るべしですね…
屋根全体をここまで綺麗にしていきます！
全体を綺麗にして初めて屋根塗装ができます！
全ての面の洗浄が終わったら、優しい水でとれたゴミを流していきます。
流れたゴミは雨どいを通り下に流れていくので周りが汚れる心配はありません！
このときは上から下に水を流していきます。
土浦市、屋根塗装前の洗浄が完了です！
ここからようやく屋根塗装を行うことができます！
他の洗浄の現場はこちら！
現場調査で雨どいに草を発見！手作業と高圧洗浄機ですみずみまでキレイに！かすみがうら市外の壁塗装
鹿嶋市、塗装工事前の下準備。足場設置・高圧洗浄工事の様子です！
石岡市、築40年超えの家をリフォーム。足場を立てて高圧洗浄をしていきます
洗浄のもっと詳し説明はこちら！
記事内に記載されている金額は2020年11月14日時点での費用となります。
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