つくば市の賃貸アパートの塗り替え工事現場です。
まず塗装を行う前に足場を設置していきます。
パイプや板を組み合わせて建物の周りを覆っていきます。
なぜ足場を設置するの?
なぜ、足場を組まなくてはならないのでしょうか?
その建物に住んでいる側からすると、足場は邪魔ですよね。
足場は工事をする上で重要な安全対策です。
2m以上の高所で作業を行う場合、事業者は職人や現場の確保のために足場を設置しなくてはいけないと法令で決められているのです。
弊社では安全対策をしっかり取るために、足場の設置は専門の業者に委託して行っています。
足場から塗装まで一括で行う業者もいるようですが、餅は餅屋という言葉もありますが、適切な専門業者に委託することで事故のない工事を目指しています。
ネットは落下防止と塗料の飛散を防ぐための重要なアイテムです。
部屋が薄暗くなる!と思うかもしれませんが、どうぞご理解ください。
足場が設置し終わったら高圧洗浄機で洗浄を行います。
汚れが残っていると塗り替えたときに塗膜の早期剥離につながってしまうので気をつけます。
特にコロニア材(軽量スレート瓦)が葺かれた屋根の汚れがひどく、しっかりと高圧の水流でコケをこそげ落としていきました。
洗浄は屋根、外壁と上から下に向かって洗っていきます。
部屋の窓が開いていると室内に水が入り込んでしまうので、入居者の皆さまには工事のご説明をして窓を締めていただくようにしております。
洗浄が終わったら屋根塗装を行います。
今回の現場はコロニアル材と呼ばれる屋根が使われていました。
コロニアル屋根ってなんですか?
コロニアルというのはKMEWという建築材料メーカーが販売している軽量スレート瓦の商品名になります。
軽量スレート瓦(カラーベスト材)の流通量の大半がこのKMEWのコロニアルシリーズになるため、商品名が総称として使われるようになりました。
和瓦に比べて非常に軽量で新築時の敷設も非常に簡単でここ30年で急激に普及した商材です。
現在では新築住宅の7割が軽量スレート瓦で葺かれているとも言われ非常に人気になっています。
ただ、表面を塗装して保護しており、その塗料が劣化する10年ごとに塗膜を塗り替える必要があります。
下塗りが完了しました。
コロニアル屋根は隙間が小さく、塗装でその隙間が埋まってしまい、内部に雨水がたまりやすくなってしまいます。
侵入した雨水を排出させるために屋根にタスペーサーという器具を差し込んで縁切りしていきます。
記事内に記載されている金額は2020年12月14日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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