行方市で店舗の屋根塗装を行っています。
今回の現場は『瓦棒(かわらぼう)屋根』と呼ばれる金属屋根でした。
金属屋根は、大気中や水中の酸素で酸化という化学反応が起きて酸化鉄(サビ)が発生してしまいます。
『サーモテックメタルプライマー』という金属専用の下塗り塗料を使用します。
下塗り塗料が塗り残されてしまうとそこからサビが発生しやすくなるので、しっかりと塗っていきます。
下塗り剤の塗替えが完了しました。
塗膜をしっかり乾燥させて、中塗りに移ります。
中塗りを行っています。
まず、『ダメ込み』という作業を行います。
広範囲を塗る前に、細かな場所を先に塗っていきます。
今回は瓦棒葺きだったため、瓦棒の部分を塗っていきます。
端っこを先に塗ることで、塗り残しがないようにします。
瓦棒葺きって?
瓦棒葺き(かわらぼうふき)という屋根工法はなかなか聞き覚えがありませんね。
昔ながらの金属屋根工法で、屋根の下地に瓦棒と呼ばれる角材を50cmくらいの幅で並べて設置していき、上から折板屋根をはめ込んでいきます。
最近ではあまり見られませんが、古くからの家屋などで使われています。
ダメ込みが完了しました。
このあと、ローラーを使い広範囲を塗っていきます。
ローラーで屋根全面を塗っていきます。
ハケでは細かな部分が塗りやすいですが、広い場所ではむらが生まれやすいので、ローラーで一気に均一に塗装します。
中塗り後、上塗りに移ります。
『スーパーシャネツサーモ』という遮熱塗料を中塗りと上塗りでは使用しました。
屋根塗装には遮熱塗料を!
屋根の表面温度は真夏には70℃近く上昇すると言われています。
蓄熱した屋根のせいで、家屋の室内温度もあがり、冷房効率が非常に悪化してしまいます。
この、屋根の表面温度の上昇に関与しているのは日光の中でも赤外線と言われています。
遮熱塗料を塗ることで屋根の日光反射率を上げ、表面温度の上昇を抑えます。
真夏の猛暑が問題となっている今、過ごしやすい室内のために、冬場からしっかり対策をとっていきましょう。
屋根塗装が完了しました!
記事内に記載されている金額は2021年01月05日時点での費用となります。
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